高市早苗vs芳野友子

日本の問題が、女性の社会進出だと言われて、他方、日本経済の「衰退」が平行して続いてきた状況を重ねると、こうしてなかなか進まない女性の社会進出の状況において、

は、まさに、もともとは「そんな人じゃなかった」という側面がありながら(それは、安倍元総理についても言えるのだろうがw)、急に、「右旋回」をして、安倍の「お気に入り」となって、今の岸田政権で、厚遇を受けるまでになっている。
ここで、では、自民党日本会議などの宗教系組織との関係が気になってくるわけだが、そもそも、高市は、例えば、少なくとも、つい最近までは、統一教会系とは関係がなかったようだし、しかし、もやはここまで、自民党の、「右」を代表する政治家となってくると、その関係を避けるのは無理なので、ますます、安倍のような人間にとっては

  • 便利な道具

としての価値が高まっていくのだろう。
今回の衆議院選挙を見ていても、多くの人が思ったのは、自民党は党内の「政権交代」を選挙前に行った、という意味で、

  • 鉾(ほこ)を収めた

といったことはあったんだろうな、と感じるわけである。つまり、自民党は選挙前に反省して、国民が「失格」と思っている奴から、まあ、まともなんじゃないかと感じられる奴に変えたんだ、と。
そうしたときに、果して、

  • 野党の役割

とはなんだったのか、が改めて問われているんじゃないか、と思うわけである。
日本の政治の論点は、そもそも、国民が求めているのが、「雇用」「景気」なわけでしょ。どのアンケートをとったって、それが、第一位なわけ。ということは、つまりは、国民は今の政権を

  • 承認している

ということを意味していると受けとらざるをえない。今の政権であり、自民党の経済政策に反対している、という国民世論がもりあがっている、なんていうのは聞かないわけです。
日本は確かに、失われた10年といって、経済はずっと停滞していると言われているけど、逆に、日本は

  • 人口減少

している国なのですから、どんなに個人別のGDPが上がっても、国全体のGDPが上がらない、という構造になっているわけで、そういう中での「成長」というのが、なんなのかが分からないわけです。
国民が思っていることは、「解雇されたくない」「仕事を失いたくない」「賃金が上がってほしい」なわけ。つまり、

なわけで、つまりは、今、自民党が行っている「ゾンビ企業の延命」ですよね。大量のお金を市中に流して、大企業を潰さない。もはや、それだけが自己目的となっている日本において、しかも、国民自体が「それ」を求めている日本において、なにか新しい未来を見出すことは著しく困難になっている、と言うしかないわけでしょ。
つまり、日本国民は政権交代を求めていない。というか、今の日本の経済政策の転換を「求めていない」わけです。この状況において、果して、野党の存在意義とはなんなのか、と考えなければならない。
では、そういった視点で、今の日本の政治状況を

  • ヒト・モノ・カネ

の側面で見たとき、どういったことを言えるのか、になります。自民党はいいでしょう。膨大な企業献金を受けて、また、長年の政権政党として、さまざまな「隠し財産」があるのでしょう。いくらでも散財ができます。他方、野党の基盤は脆弱です。立憲民主党は、基本的に、

  • 連合

におんぶにだっこだ、と言われてもしょうがない体たらくです。選挙になれば、地方で動いてくれるのは、連合の人たちで、しかも立憲民主党の「ほとんど」の立候補者が、連合の幹部クラスであることは誰でも知っています。
つまり、立憲民主党は、

と言わざるをえないんじゃないか? 市民と会話をして、市民を代表して党を作っているんじゃない。あくまで、連合の「指示」で動いている活動部隊なんだな、というのが正直な感想でしょう。
そこで、もう一人の注目の女性が、連合の会長になった、芳野友子だ。
多くの有識者が指摘しているように、この女は狂っている。彼女の「攻撃的」な日本共産党批判は、連合の上層部の幹部が、どういったメンタリティをもった存在であるのかをよく示している。
もともと、連合の上層部は、さまざまな場所で、そういった

  • ヤクザ行為

を今までも繰り返してきていたことは、もはや誰もが知っている事実だ。彼ら、連合の上層部が、まともな人間だと思っている人なんていない。非常に攻撃的で、人の温かみのない、冷酷な人たちである、という正体はばれているわけである。
対して、連合の地方組織には、人の心の分かる人たちがいる、ということはよく分かっている。だったら、どうするのか、が問われているわけである。
ここ数年で、なぜ野党連合が求められたのかは、あまりにもの安倍政権の「悪行」が、

  • ルールを守らない

「奢る平家」という意味で、許せなかった義憤が大きかったんだと思うわけである。あまりにも、安倍はやりすぎた。これに対する国民の非難は正しかったし、これからも行い続ける必要はある。しかし、それと、

は別に考えなければならない。なぜなら、国民の関心は「雇用」「景気」なのだから、これと国民の選挙行動が対応しない、という現象は必然的に起こりうるからだ。
そう考えるなら、やはり野党に求められることは、

  • 一定の批判勢力

としてのボリュームだ、と言うしかないんじゃないか。もしも国民が、政権交代を求めていないなら、無理をして政権交代を行わなければいい。なぜなら、それが国民の選択なのだから。もしもそれによって、日本が衰退して、没落していっても、国民が選択したなら、自己責任なわけだろう。
だとするなら、野党が行うべきは、

  • もしも国民が、「野党に政権を取ってほしい」と要請されたときのために、その「受け皿」を用意しておくこと

となるはずである。よって、あまりあせって、無理をするのではなく、もう一度、自分たちの立ち位置を振り返るところから始めなければならない。
まず、立憲民主党は、「連合」によって支配されている

  • ヒト・モノ・カネ

を、本当にこのままでいいのか、を問い直すべきだ。連合に「支配」されている限り、いつまでたっても、「市民の党」にはなれない。そもそも連合とは、

  • 特殊利益

を代表する「利益団体」なのだから、そもそも、そういった勢力と、どう「距離」を保てるのか、が必然的な方向なわけであろう。
そして、その「証明」は、きしくも、芳野友子がテレビにうつるたびに、なんども見させられているわけだw こんな「鬼畜」な奴が、なんで

  • 野党の代表

なのだ? そして、それと同じことは、今度は与党の側の、高市早苗にも言える。こういった吐き気をもよおさせるまでの、恐ろしい鬼畜っぷり、つまりは

  • 男社会に「こびる」女たち

が、その

  • 醜い顔

を、大衆の前に、さらし続ければ続けるほど、日本の政治は、今度は、それに対する国民の

  • うんざり感

によって、「次の段階」にステップを進める、ということになるのかもしれない...。

今年の刀使ノ巫女について

刀使ノ巫女というアニメについては、もう何年前の作品なんだろう、という感じだが、その後も、その展開を追ってきた人たちにとっては、今年は一つの転機となる年だった。
まず、スマホゲームの「とじとも」が10月に終了した。この終了は、一方で予想できたことでありながら、他方で、ゲーム内のストーリーの「打ち切り」といった印象を感じさせたものになったことは、一方で残念であり、後悔の残るものであった。
ただ、いわゆる「オフラインアプリ」の提供という形で、その「記録」が残されたことは、終わり方として、「象徴的」だったんじゃないか。あまり、ここまでやるアプリってないんじゃないか、と考えると、おもしろい終わり方だったように思うが。
ただ、この形のオフライン・アプリという形態は、スマホのヴァージョンが上がると動かなくなるだろうということが分かることもあり、少しの間のものなのかな、といった印象はある(一応、普段使っているスマホと、SIMを指していない別の、文章入力用の物理キーボード付きのスマホの二つにインストールしておいたので(つまり、「引き継ぎ機能」を使っていた関係で、二つのスマホに過去の履歴が残っていたので、そんなことができたってわけ)、普通の人よりは長持ちさせられるかもしれないが)。
今年のもう一つのイベントは、朗読劇だろう。ところざわサクラタウンで11月に行われたものは、テレビシリーズの後日譚となっており、ファンには必見の内容だった。ただ、こうして、「一区切り」が打たれることは残念な気持ちもなくはない。まあ、これが青春なのかもしれない。
そういう意味で、一部の人たちの間で注目されたのが、記念時計の販売だった。可奈美をモチーフにしたそれは、1万円近いということもあり、それほど安いものではないが(まあ、スマホゲーの課金に比べれば、気にしない人は多いのかもしれないがw)、ネット販売が始まって、一瞬で売り切れてしまった。そして、1回だけ、再注文をやってたと思うが、それも、一瞬で売り切れてしまった。ところが、上記の、ところざわサクラタウンでのイベントに合わせて、志木駅前のマルイで物販のイベントがあり、その会場で、予約を受け付けていた。ただ、こちらも、そのイベント期間の途中で、受付を終了してしまい、もう一度行って予約しようかな、と思っていたんだけど、あきらめていた。
なるほど、もう買えないってことなのかな、と思っていたのだが、最近、このマルイのイベントが、渋谷モディでやっていると聞いて、今日、見に行ってみたら、この時計の予約をやっていたので、注文してみた。ようするに、2月頃に再販予定ということで、その予約ということらしい。なんとも、刀使ノ巫女ファンらしい、今回の記念時計の「いきさつ」なのかもれない...。