2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚式

この前、結婚式に参列することがあった。最近では、めずらしいのだろうか、そうでもないのだろうか。神道式であった。 最初に、清めの祝詞のようなものを、神主がとなえる。最初、イザナギのみことから語り始め、この国の成り立ちを話した後、最後に、出席者…

高橋裕史『イエズス会の世界戦略』

日本の、西洋文化に対する、ファースト・インパクト、といえば、もちろん、フランシスコ・ザビエル、などの、イエズス会、であろう。 しかし、このことは、よく考えると、ずいぶんと奇妙なことに思えてくる。 日本は、西洋に、「征服」されたのであろうか? …

中井久夫『分裂症と人類』

初版は、1982年。古典的な名著ですね。 心理学、とは何なのだろう。この質問の意味するところは、深い。フロイトから始まるとされる、心理学、精神分析は、医療機関における、一つの分野として、確立さえしている。 しかし、その研究成果、とはなんなの…

磯前順一「死霊祭祀のポリティクス」

靖国、ということで、1995年、あの、小泉純一郎が、首相として、8月15日に、公式参拝、をしようとして、いろいろ物議をかもしていた頃の、雑誌「現代思想」の特集の中の、一つの論文である。 明治日本の「近代国家」化が、この前は、江藤新平、による…

けいおん

テレビアニメの、けいおん、というのを、とある地方局で、深夜やっていて、ここのところ何回か見ていた。今日が、11話だった。 バンドのメンバーの、ゆい、は、同じメンバーの、みお、が、みお、のクラスの友達と、親しげにしているのに、微妙な反応を示す…

第三者委員会

今回の、小沢さんへの、西松建設による、献金にともなう、秘書の逮捕、という事態になった、事件について、民主党の要請によって、第三者委員会、が結成され、最終的な報告者が出たようだ。 結果もそうなのだが、どちらかと言うと、むしろこの、経過とそこで…

伊牟田比呂多『征韓論政変の謎』

著者は、作家なのだろうか。2004年の本。 歴史とは、相対的なものである。一方の立場があれば、他方の立場がある。それぞれに、優越はない。所変われば、考えも変わるのだ。 江藤新平だって、(相当な、天皇主義者なのでしょう)考えようによっちゃ、長…

毛利敏彦『江藤新平』

前回は、西郷が、征韓論を主張したのか、という、明治六年政変、のいきさつが話の中心であったが、そこに見えてきたのは、あまりにも、突出した結果を次々と生み出していた、傑物、江藤新平、の存在であった。 しかし、彼が、あらかた、その仕事を完成した後…

あ〜そ〜さ〜ん

いやー。いろいろ言われてるみたいですね。 党首討論。 まだ、裁判で結果も出てないのに、政治資金規制法、を「犯した」、だと? あなたが、逮捕を命令した(知りませんけどね)時点で、もう犯罪者だとでも言いたいんですかね。そんなこと、法律のどこに書い…

毛利敏彦『明治六年政変』

1969年初版の名著なんですかね。 日本の歴史をなんとなく、ぱらぱらと、見ていると、つい、こんな素朴な疑問が、もたげてくる。 日本は、いつ、「近代国家」、になったのだろう。 この素朴な疑問の意味するところは、深い。近代国家にとって、必要なもの…

礫川全次『史疑』

「日本」は、「いつ」、始まったのであろう。 人によって、この答えは違うだろう。 しかし、冷静に考えれば、その答えは、「明治維新から」、と考えることが正しい。 しかし、その、明治の政府というものが、一体、どういうものであったのかを考えることは、…

法隆寺

最近は、仕事が忙しく、なかなか、ゆっくりできなかったが、この前、少し時間があったので、仕事の帰りのついでで、奈良の法隆寺に行ってきた。 といっても、秘宝御開帳の時期ではなかったので、救世観音像、は見れなかったので、なにをしに行ったんだろう、…

ある静かな熱狂

BUMP OF CHECKEN、の曲が、自分とって、特別になったのは、そんなに昔ではない。 彼らの作品の中で、自分が、ベストを選ぶなら、どうなるだろう。 そもそも、その、ベスト、とは、なんのことなのか。 そんなことを思いながら、いつものように、iPod で、聞い…