2017-03-05から1日間の記事一覧

国家という「宗教」

もしも「科学」が「宗教ではない」という「定義」なら、新宗教は 私たちがやっていることは「科学」です と自称すればいい、ということになるであろう。まあ、それが「オウム真理教」だったわけであり、「幸福の科学」であったわけであり、というか、ほとん…

ゲアハルト・シェーンリッヒ「尊厳・価値・合理的な自己愛」

カントの実践理性批判を現代的なパースペクティブのもとに再検討をしている人として、クリスティーン・コースガードの本(『義務とアイデンティティの倫理学』)を紹介したことがあるが、この本が興味深いことは、明らかにカントを超えてしまっていて、もは…