2019-10-07から1日間の記事一覧

ライプニッツの最善説と「観光客の哲学」

東浩紀先生の『観光客の哲学』は、この本全体を通して ライプニッツの最善説 を巡って行われている。 最善説とは、「世界は最善であり、悪の事実にもかかわらず合目的的であり、有限な諸事物の価値は、普遍的全体を実現する手段として肯定されるというテーゼ…