2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

高市早苗vs芳野友子

日本の問題が、女性の社会進出だと言われて、他方、日本経済の「衰退」が平行して続いてきた状況を重ねると、こうしてなかなか進まない女性の社会進出の状況において、 高市早苗 は、まさに、もともとは「そんな人じゃなかった」という側面がありながら(そ…

今年の刀使ノ巫女について

刀使ノ巫女というアニメについては、もう何年前の作品なんだろう、という感じだが、その後も、その展開を追ってきた人たちにとっては、今年は一つの転機となる年だった。 まず、スマホゲームの「とじとも」が10月に終了した。この終了は、一方で予想できた…

5ちゃんねるの嫌儲と「批評」

5ちゃんねるが以前は、2ちゃんねると呼ばれていたことは言うまでもない。その板の中に、嫌儲と呼ばれるものがある。私もあまり詳しくないが、もともとは、ニュースプラスの住民が分かれてきた、といったことを聞いたことがある。 ただ、この板は、名前の関…

完結したエウレカ

エウレカとは、2005年のテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」のことで、その後、映画化がされているわけだが、2017年から、「ハイエボリューション・シリーズの三部作として、今回の映画が、この三部作の完結編となる。 私はそもそも、このエウレ…

新型コロナワクチンの3回目を打つべきか?

新型コロナの問題は、今年の始めに登場した ワクチン によって、大分、その趣が変わってきたように思う。その決定的な違いは、小林よしのりが、以前からの、エイズ血液製剤の住民闘争に関わってきたいきさつもあって、まっさきに ワクチン反対 の論陣を展開…

カンタン・メイヤスーの「祖先以前的」について

カントの「物自体」は、カント以降、一貫して、一定の勢力から批判されている。つまり、この批判が、いっかな、止むことがない。いや。これだけ批判が続いているなら、そろそろ、「決着」がついて、この話題は終わり、になるんじゃないか? ところが、このカ…

小坂井敏晶『格差という虚構』

遺伝子と聞くと、なにか、物騒な胸騒ぎに襲われる。それは、もしも国家が、私の遺伝子を調べ、 お前の遺伝子は「生きる」資格がない遺伝子だ と言って、私を殺そうとしてきたときを考えればいい。遺伝子は「情報」である。よって、その情報には必然的に、「…

今年の冬の新型コロナ

今のところ、東京の新型コロナの流行は再開していない。これをどう考えるのか、なのだろう。 この問題を考える上で、なぜ夏の流行はおさまったのかの総括を避けては通れないわけだ。 その上で、一つの仮説として今では、尾身さんとかの、国のグループも言及…

無関心

立憲民主党の党首の枝野が辞任をした。その理由は、「政権交代」をうたいながら、与党に過半数を取られて、つまり「負けた」から、だと言う。 しかし、この選挙を見てきた人々にとっては、枝野が辞任したのは、 彼(と、立憲民主党の人々)の、日本共産党や…

失われたX0年

日本のバブル崩壊以降、そもそも、日本は「失われた10年」といって、そこから「好景気」に一度もなったことがない、と言われている。 確かに、バブル崩壊は、不動産神話の崩壊として大きかったわけだけど、それ以降の日本経済は 中国 との関係において、絶…

今回の選挙の結果について

さて。衆議院選挙の結果であるが、これをどう考えるのか、なのだろう。 まずは、投票率だ。旧民主党政権誕生から見てみると、以下となる: 投票率:2009年(69.28%)、2012年(59.32%)、2014年(52.66%)、2017年(53.6…