学校はなぜ「来なければならない」場所であろうとするのか?

あまり言いたくはないが、悲惨な事件がまた起きてしまったわけであるが、すでに、一人の知識人もこの問題にふれようとしない。きっと、自分の「子ども」の教育期間が終わったから、他人事ぐらいにしか思えないのであろう。

両親が対応を求めても「子どもどうして握手させる」「もう少し待ってほしいとくり返す」など表面的で意味のない対応を学校はくり返していたそうです。
学校が休みにくいのが問題の本質ではないのか 「死にたい」は休息を求める証【母子心中事件】(石井志昂) - 個人 - Yahoo!ニュース

なんていうか。すげーよな。一体、なにが「進歩」したのか? これだけ「いじめ」なる言葉まで作られて、その「対策」が考えられてきたはずなのに、なんでこんなことになるんですかね。
そもそも、さ。子どもは学校に行かなくていいんだよ。

実は、義務教育の義務は、大人の義務なんだ。
今の憲法になってから、教育は、子どもにとっての権利であって、義務ではなくなった。
子どもが健やかに学び育つ権利を保障する義務を、大人に負わしたんだ。
不登校は義務教育違反? 〜不登校のひろば by 東京シューレ

ところが、今の不登校は、親は学校へ行けるように手続きもし、条件も整えている。
だから、親の義務違反にはならない。
つまり、子も、親も、違反していないんだ。
堂々と、学校休んでいいんだよ。
行かないからといって罰せられることはない。
悪いこと、間違ったことをしていない。
2不登校は義務教育違反? 〜不登校のひろば by 東京シューレ

まあ、当たり前だよね。しかし、だとするなら、事実として授業を一日休めば、教師の言うことが理解できなくなるのは当たり前。
よく、日本人の2、3割は日本語が分からない、とかぬかしてる「エリート様」がいるけどさ。当たり前だけど、一つ前の授業の内容を前提に話し始めた先生の言っていることを、100%理解したら、こっちの方が頭がおかしいだろう。
つまり、さ。学校を休むか、休まないかなんて、関係ない。授業を「理解」できなかった子どもたちを、なぜ放っといて、次の内容に進むの?
今の学校は、そういった子どもの「通知表」の点数を低くして、むしろ

  • 天罰

を与える、仕打ちに興じているw 教師がいかに、人間性を欠いた連中であるかを示しているわけであろう。
おそらく、先生たちの思想は

  • 学校の勉強だけが人生の全てじゃない

というのがあって、頭が悪くても、義務教育を卒業することの方が「大事」と考えているのだろう。もっと言えば、それ以上に必要なら、家庭教師なりなんなり雇って、個人のお金でなんとかしてくれ、と。
もっと、はっきり言ってしまえば、学校の先生は、クラスの中の

  • 一握りのエリート

の成績を「維持」することにしか興味がない。その他の人間は、ゴミ屑と同じくらいにしか考えていない。こんな学校滅びてしまえ...。