なめられた新潟問題

今回の、NGT48の問題は、私には少しも「問題」と思えない。というのは、秋元康が今まで言ってきたことを考えれば、そもそもこの、AKBシステムの

  • キャバクラ的性格

は自明だったわけで、秋元がそれを

  • 未成年

に実質上「拡張」する手段こそを、模索してきた側面がぬぐえないからであろう。
ようするに、秋元は、未成年売春を考えてきたわけで、それをどうやって、法の網をくぐってやるのかというところで、大金を貢ぐ上物の客に限った、高級売春を実質、政財界を含めて、かなり本格的に構想してきた、というのが実際なわけであろう。
そういった彼らの、表向きの「建前」を剥がした裏の顔に注目したとき、新潟とはなんだったのか、ということになる。今回の、第三者委員会の報告で、やたらと、新潟dis が生き生きw と書かれているわけだが、確かに、他のAKB系列の拠点、東京、大阪、名古屋、福岡と、新潟は、あまりにも違っている。前者は、明らかに「都会」だ。つまり

  • 都市

だ。対して、新潟は、そういった都市型の街ではない。むしろ、そういった都市に労働力を供給してきた「田舎」の性格が非常に強い。
でもね。
そんなことは、最初から分かっていたわけであろう。なにをいまさら、言っているんだ、という印象が強い。むしろ、秋元康などは

  • これ幸い

と、そういった田舎の性格を利用して、より、

  • キャバクラ的性格

の強い、都会からは目立たない、田舎だからこそ、「こっそり」やれる、という形で、暴走したんじゃないのか。いや、これは暴走なんかじゃない。意図的に、彼らの「悪」を、田舎で、「はめを外す」という形で、開放感の中で、実行されたのだ。
今回の、AKSの会見の間に、山口が、その会見の内容を「嘘つき」という形で、打ち消すツイートをし続けたことについて、むしろ私には

  • 東京人の「嘘つき」体質

が、いかに強烈に対比されたのかを印象づけられた。確かに、上記のような新潟と、他のAKB系列の拠点都市との違いはある。しかし、だからこそ、新潟においては、いかに

  • 誠実さ

が重要視されるのかが、軽薄な東京人には分かっていない。東京人は、常に、自分を守るために、嘘をつく。自分が「かわいい」から、嘘をつく。それで、他人がどんなに迷惑をこうむるのかに、なんの頓着もない。そして、平気な顔をして、人前に出てきて、恥かしさの欠片も見せない。なにか、人格的に壊れているのが、東京人なのであって、その典型が、あのAKSの会見の醜態だったわけである...。