変態スマホ

以前にも、何回かここで書いているのだが、私はこのブログを、ほとんどPDAタイプのモバイル端末で書いてきた。まあ、物理キーボード付きの、両親指でピコピコ打っていくやつである。
それは、古くは、sharpzaurus であり、その後継機である netwalker であった。もっと言えば、そもそも私は、linux で言うところの emacs 派なので、普段、文章を書くときは、テキストエディターは emacs でしかやらない、という関係になっている。その関係で、こういった linux os のモバイル端末を重宝してきた、といったわけである。
(それで、日本語入力は、skk で、メーラは mew、ブラウザは w3m で、wifi で繋がれば、基本的にOK。)
しかし、さすがに netwalker は古くなって、セキュリティの厳しいネットのサイトが見れなくなってきていたし、かといって、sharp も中国系の会社に買収されて、利益優先の経営になるだろうから、こういった

  • 変態的

なチャレンジは難しくなるだろうと思っていたわけで、どうしたものかな、と思っていたわけであるが、つい最近、まさに、netwalker の後継とすら呼ばれている、「スマホ」が発売されたということなわけである。

Gemini PDA | 株式会社リンクスインターナショナル

しかも、android に root 化をしなくても、ターミナルで作業ができるアプリがあるそうで、

いつでもLinuxコマンドが使える!Androidで動くLinux端末「Termux」【Root化不要】 | LFI

さっそく、昨日、アキバのツクモ本店で、この gemini pda なるものを買って、

な環境を作ってみた。ちなみに、以下のサイトを参考に。

Android上でEmacsをまともに使うには – mhatta's mumbo jumbo
stickyで「:」を設定(emacs skk, aquaSKK共に) | rakkyooの備忘録

ここまでやって、今はほとんど

  • 今まで通り

で、netwalker でやってたように、違和感なく、文章を書いている。
(あと断っておくと、これはSIMフリーを刺せば電話で使えるのだが、私は別にスマホをもってるわけで、それとは、テザリングで繋げばいいので、そんな「変態」的なことはしないわけであるw)
思ったのだが、そう聞くと、なんで物理キーボードなんだ、と思うかもしれない。液晶上の仮想キーボードでなんの問題が、と。まあ、短い文章を書くときは、私もそんなに違和感はないのだが、長文を書くとき、なんか嫌というくらいの理由しか思いつかないのだが、こういう人って、日本中でどれくらいいるんだろうか?
そもそも、私のIT業界の出発点は、linux を覚えようとかで、パソコンに FreeBSD とか入れるとこから始まっているとかもあって、こういった細かい設定をやって、とかが楽しいんでしょうね。オモチャを与えられた、みたいで。
まあ、1期のけものフレンズみたになもので、「たーのしー」ってな感じなのでしょう。いろいろ病気とかあって、最近は大変だったけど、久しぶりに楽しかったかな...。