パスパレの丸山彩

それにしても、以下のツイッターの発言だけどさ、

弁護士「ラブライブを見てると現実の女性と接点がなくなり誰からも相手にされなくなる」 - Togetter

この弁護士。過去の発言を遡っても、同様の差別発言を繰り返しているんだよね。すげーな。まあ、これが

の「正体」なんだよね。立憲民主党も、日本共産党も、心の中ではこういった「差別」感情を抱えている奴らが、いっぱいいる。なんで、自民党が嫌だからって、こんな連中を「先生」って、あがめたてまつらなければならないんだろうね。
まあ、私だって、フェミニズム的な人権問題がこの日本に存在しないなんて思っていないし、それに真摯に取り組んでいる人たちが多くいることを認めないわけじゃないけどさ。
こういう「エリート」って、産まれてから死ぬまで、

  • 文学

なんて読まないんじゃないかな。文学とか読んでいれば、この前の、宇崎ちゃんの献血ポスターにしても、今回のラブライブにしてもさ。なんで、その

  • 作品

を読んで「文芸批評」をやらないんだろうね。ちゃんと、作品を読んで、作品批評をやらないで「何かを言える」と思うって、どんだけ、日本のサブカルチャー文化を馬鹿にしているんだろう。読まないで、何が分かるの? ラブライブって作品が何を描いてきたのか、どれだけの日本の若者に読者を獲得しているか。そういうことが分かっていたら、こういった

  • 断片だけを見て

最初から「軽蔑」した態度なんてできるわけけないんじゃないかな。つまり、それだけラブライバーたちは、この作品に誇りをもっているんだよ。そういう人に、上から説教して、楽しいか? 自分が恥かしくならないのかねw
さて。暗くなる話はこれくらいにして。
スマホゲーム「バンドリ・ガールズバンドパーティ」は、メインストーリーはだいたい見た。レベル上げが足りなくて、見れていないサイドストーリーは、たくさんあるが。
一つ分かったことは、どうも「バンドリ」というメディア・ミックスは、それぞれのメディアが「補完」し合って、ストーリーが完成しているようで、このスマホゲームだけでも、完結していないのだろう。
そしてそれは、テレビアニメ版においても、はっきり言って、このスマホゲーム版をクリアしていないと、さっぱり「分からない」んじゃないのか、といった印象を受けた。
それにしても、よくこんなマンダラのような人物相関図を作るなw ちょっと、ドストエフスキーにも似ているかもw
私がこのゲームをやって、一番の推しは、やはり、ロゼリアの、

  • 氷川沙夜(ひかわさよ)

ですかね。まあ、なんというか、彼女と妹の「氷川日菜(ひな)」との軋轢を描いたストーリーがよかった(妹は、モンスターだけどねw)。彼女のギター演奏の姿が、かっこいい。
あと、ハロハピの美咲(みさき)が、いい味を出していた。っていうか、声優が、黒沢ともよって、ユーフォの黄前であり、宝石の国のフォスフォフィライトなわけで、このキャラが好きな人には必見ですね。
ただ、全体を見渡して、一つだけ感動した、というか、「重要」だと思ったのは、パスパレの丸山彩だった。
彼女は、才能がない。覚えが悪いし、何度もミスをして、バンドのみんなに迷惑をかける。彼女は、三年間の研修生を経て、今回、パスパレのヴォーカルになったわけだが、やっと掴んだチャンスに、自分のアイドルになるという「夢」を賭ける最後のチャンスだと思っている。
パスパレのデビューライブは、機材トラブルのため、口パクがばれて、それ以降の一切のスケジュールがキャンセルになる。それでもあきらめきれない彼女は、毎日、練習場でのレッスンを繰り返す。そんなある日、次のライブが決まる。
彼女は事務所にお願いをして、駅前でチケットの「手売り」を行う。しかし、その日は、大雨だった。彼女がいくら声をはりあげても、大雨に声がかき消され、誰も歩みを止めてくれない。他のメンバーが、これ以上続けても意味がないと、事務所に帰る中、彼女はいつまでも、声を張り上げて、 手売りを続ける。
ところが、事務所に戻ると、彼女は、ある「変化」を知らされる。

麻弥:すごい話題になってますよ、彩さん、千聖さん。
彩:え? また何かあったの?
イヴ:ネットのコメント、見てください。
千聖:『大雨の中、チケット手売りしている Pastel*Palletesの彩と千聖を見かけた。誰もチケットを買ってなかったけど、すごい根性だな。見なおした。』『それマジ? 知らなかった...! 明日もチケット売ってるのかな? 買いに行ってみようかな』『口パクバンドかと思ってたけど、今は地道に努力してるんだな』...
彩:これって...
麻弥:お二人がチケットを売ってたのを見かけた人が、ネットに書き込みをしたんです。それがきっかになって、ネット上が Pastel*Palletes の話題で盛り上がっているんですよ!
日菜:彩ちゃん、これ見て
ネットのコメント:『研究生時代から彩ちゃんは頑張り屋さんだったから、またひたむきな彩ちゃんが見られてうれしい』『どんな状況でも頑張ってこそ彩ちゃん!』

まあ、そうなんだよね。なんて言うかさ。俺も

  • 学校エリート

って嫌いなんだ。そんな、なんでも「器用」にできる奴なんて、友達にほしくないよね。鼻持ちならなくて、常に人を軽蔑した目で見て。アイドルってなんで、あんなに熱狂的なのかといえば、みんな

  • 自分が「応援」することで、「夢」をかなえてほしい

と思うからだよね。不器用で、いっつも失敗するし、だからこそ、応援したくなる。みんな、必死で生きているんだよ。だから、そういった頑張っている、努力している人の気持ちが分かる。
まあ、今、アニメ「推しが武道館に行ったら死ぬ」が放送されているけど、この前、漫画の単行本を一気に読んだけど、いい話だよね...。