人類は「科学の進歩」によって滅びる

(なんか、こんな題名で以前に記事書いたな、と思いつつ。)
ここのところ、ベネターの『生まれてこないほうが良かった』と、この本を中心にした雑誌「現代思想」の特集を読んでいるのだが、道徳的に生まれないほうがいいのかどうなのか

  • 以前

に、人間は「あっさり」と滅びるんじゃないのか、といった印象が強くなってきた。

武漢ウイルス研究所は新型コロナが集中的に検出された華南水産市場から12キロメートル程度離れているのに対し、武漢疾病対策予防管理センターはわずか280メートルの距離にあるためだ。
中国の教授「コロナ、武漢市場近くの実験室から流出」 | Joongang Ilbo | 中央日報

上記の「ウイルス研究所」から水産市場までの、「あまりにも近すぎる」距離から、非常に合理的に推理するなら、なんらかの「実験動物」、または、「サンプル動物」の「処分」が

  • お金儲け

になると考えた人間が、その動物を市場で売ろうとした、ということなのだろう。
しかし、その研究所は「科学の発展」のための組織だ。そういった組織が、世界中から未知のウイルスを「採取」して集めてこようとするのは

  • 当たり前

の行為だ、ということにならないか? 彼らは「科学」である。「科学の発展」のための

  • 競争

をしている人たちなのだ。まあ、なんでそんな危険な研究所が、市場のあまりにも近くにあるのか、っているのは疑問にもたなくもないがw
世の中的には、ダイアモンド・プリンセス号にともなう、政府の後手後手の対応の注目が集まっているが、そもそも、日本は今に至っても、中国の人の「入国」を禁止していない。武漢の人だって、その拡散がかなり話になってから行っている。この「矛盾」を誰も言わないのはなんなのだろう?
それにしても、ダイアモンド・プリンセス号の今回の件がどうのこうのというより、世の中の岩田先生に対する

  • 人格攻撃・誹謗中傷

は、あまりにもおかしくないか? まあ、既視感のある光景だよなw 3・11で、市民側の科学者が、菊池誠を始めとした、御用学者たちに、さんざん人格攻撃をされたのと、なんにも変わっていない。
しかも、ネットの記事を読んでいると、本来は専門家であるはずの医師がまた、適当なことをくっちゃべっているんだよね。空気感染はしないだとか、暑くなれば流行は収束する、とか。でもこれ「新型」なんですけど? つまり、誰もがまだ「研究」している段階なんでしょ? まあ、最近のニュースでも、一定の条件では空気感染もする可能性があるとか、中国の学者の論文がニュースになっていたけど。
そもそも、こういった連中って、「シビア・アクシデント」とか「パンデミック」とか、どう考えているのか? 岩田先生はこの分野の専門家ですよね? しかもこれは、「パンデミック」を防げるかどうかの危機対応が試される場面で、専門家を「きちがい」扱いしている、自民党ネットサポーターズのみなさんは、それで

  • いくら稼いでいる

んですかね、売国奴
まあ、今回の問題が最終的にどういった結末を迎えるのかはともかくとしても、「科学の発展」を礼賛し続けている人類が、まさに「こういった問題を繰り返し続け」て、そのどれかが原因となって「滅びる」ことになっても、なんで不思議じゃないと思えるだろうね...。