RASを嫌いな人はいない

緊急事態宣言が、金曜に発表され、ゴールデンウィークはあまり外に出かけにくいな、というのが思われる中、昨日は、仕事終わりに、ロゼリアの映画を見に行った。
おそらく、土曜の今日あたりから、映画館は開いていないところも多いのだろう。
こっちは、グッズ売り場でいろいろ買ったり、パンフレット買ったり、ポップコーンにアイスコーヒーを買って、映画見ながら、ぽりぽり食ってたけど、(今にも緊急事態と言われるご時世で)回りからは顰蹙を買ってたかもしれないw しかし、映画館の収入を考えれば、圧倒的にそっちの割合の方が大きいわけで、街の映画館がなくなってほしくないと思うなら、合理的な行動だろう。
映画の内容について思っていることは、多くの人にとってそうだろうと思うけど、スマホゲーム「ガルパ」のことだ。ただ、私は最近はあまりやってなくて、どっちかというとグルミクをやっていることの方が多いのだが。
つまり、「ガルパ」のストーリー部分の話で、確か、ガルパはゲームを楽しみたい楽曲が、ストーリーを読んだかどうかで制御されていたと思うので、必然的にだれもがストーリーを見ることになる。もちろん、スキップ機能もあるのだが、こんなゲームをやっている人は、基本は暇な人だから、見るくらいはやる。
だから、ゲームをやっている人にとってのストーリーは「腐れ縁」のようなところがある。なんで、こんな高校生の話なんか聞かなきゃなんねんだと思わなくはないけどw、そういった視点で映画館を見回してみると、けっこうな高齢の方もいたのは、おそらくはガルパで遊んでいる人なのだろう。
ところで、このガルパでのロゼリアのストーリーは、テレビアニメ版に対して、完全なオリジナルストーリーになっている。つまり、テレビアニメ版のバンドリを見ても、さっぱり、ロゼリアがなんなのかが分からない関係になっている。そう考えると、少なくとも、このストーリーのコアの部分だけでも、アニメ化しないわけにはないかないんじゃないのか、というのはこのゲームをやっている人なら誰もが思っていたわけで、実際にそうなった、といった実感はある。
見た印象としては、すでに次回が六月に予定されていることもあって、半分であるがゆえに、不完全な気持ちがある一方で、かなり多くのことをつめこもうとして、どうしても尺が足りない印象は受けた、といったところだろうか。ただ、どちらにしろ、コアなストーリーの部分で、動いている彼女たちを見れたことには一定の感慨はある。
そういえば、ホロライブの星街すいせいの新曲がでて、普通にテレビの音楽番組でとりあげられるような歌手と並んで、どっかのランキングにでているのをみて、そうか、Vチューバーもそこまで市民権を得てきたんだなあ、と思ったわけだが、まあ、普通に考えて、曲もいいし、歌もうまければ、そうなるよなあ、といったところなのか。
そういえば、ユーチューブのバンドリ公式チャンネルで、すいちゃんの3周年3Dライブでの、RASの曲のパフォーマンスが期間限定で公開されていたけど、どうなんだろう。つまり、ホロライブって、どれくらい市民権を得てきているのか。アキバのじゃんばらっていう中古のサブカル系のコンテンツを売っている店で、普通にホロライブの商品が特集されていて、今はそういう時代なんだなあ、と思ったのだが。
そろそろ、この記事のタイトルの話をしようと思うが、RASというのは、分かりにくくて、ようするに、パスパレやアフターグローのような、声優が歌をうたうけど、楽器の演奏まではちょっと、という場合の

  • バックバンド

として用意されたのが最初だった、というわけなんだよね。ただ、テレビアニメ版では後半、当たり前のように彼女たちが登場するわけだけど。
そう考えたときさ。バックバンドだよ。

  • 裏方

だよ。誰だって、応援したくなるじゃないですか! だって、私たちのほとんど全員の毎日が裏方なんですから。
このバンドリというコンテンツは、声優という音楽のシロウトが、

  • 成長

していくところに、おもしろさがあったのだろう。他方、RASは裏方で地味というのがありながら、もしもそういった人たちを

  • 表舞台

にひっぱり出したら、おもしろいことになるんじゃないか、という楽しさがある。
まあ、そういった延長でRASはデビューしたわけだけど、実際のこのバンドの構成はそれにとどまらないところはある。特に私が熱狂的におもしろいと思っているのが、ギターの小原莉子(こはらりこ)だ。よく、こんなおもしろい子を見つけてきたな、と思う。まあ、バンドリ公式で、ライブ映像が見れるわけで、どうぞといったところか...。