つい最近のニュースでも、安倍元首相が、統一協会系のイベントにビデオメッセージを送ったというニュースが流れた。
このイベントには、トランプ元大統領もビデオメッセージをしていて、どちらも動画でネットでは、いくらでも見られる。
この件については、以下の動画が詳しい。
【選挙参考資料】カルトと政治家 藤倉善郎さん＋鈴木エイトさん 池田香代子の世界を変える100人の働き人55人目＋α - YouTube
まあ、かなり前から安倍元首相と統一協会との関係は言われていたわけであるが、そもそも、統一協会はかなり前から、悪徳商法で、甚大な被害を出している宗教法人であり、そういった団体とここまで、あけっぴろげに、元首相が関わっていることを公言していることは、相当に問題であろう。
（上記の動画によると、統一協会はアメリカでは悪徳商法をやっていないのだそうである。つまり、日本でだけ、悪徳商法を行って、それで得たお金で、アメリカで共和党にロビーイングしているのだそうだ。そのため、アメリカでは統一協会は風変わりなキリスト教系団体、というくらいにしか受け取られていない、と話されている。あのさ。日本って、そこまでなめられているんだな、と思うわけだ。韓国系のこの団体は、日本人なら、いくらでも悪徳商法で日本人をだまして金をむしりとっていいと思っているんだろう。ところが、アメリカでは、いい子ちゃんを気どっている。まあ、元総理大臣までが、シッポを振ってるんだから、そりゃなめられるだろう、ってわけだ。）
当たり前だが、こういった統一協会と自民党の関係を分かっていれば、彼ら統一協会の会員が、実質的な、自民党ネットサポーターズクラブの会員として、日々、自民党のネット工作を進んで行っている、ということが分かるわけであろう。
安倍元首相が首相を辞めたとき、その理由は、病気だと主張した。ところが、彼は診断書を出さなかった。つまり、彼は
- 嘘（うそ）
の理由で辞めたわけだ。彼が辞めた理由は、トリハン疑惑と呼ばれている、一億五千万円をネコババした疑惑である。このとき、今、Dappi問題で話題になっている、自民党の経理全般を支配している、元宿仁が事情聴取をされて、安倍はもはや逃げられないと考えて、辞めたわけだ。
検察が河井陣営への「安倍マネー1億5千万円」めぐり自民党本部関係者を聴取！ 狙いは安倍首相の“自民党金庫番”への指示立証か｜LITERA／リテラ
今まで、安倍の全ての悪事は、黒川元検事長が握りつぶしていたが、彼は賭けマージャンの件で辞任をして、もはや、安倍をかばってくれる人はいなくなって、たまらなく、総理を辞任した、ってわけだ。
ところが、その安倍は今も、虎視眈々と三回目の総理返り咲きを狙っている。事実、今回の自民党人事は、完全に安倍の思いのままになっているし、しかも、今回の自民党の公約は、まんま、高市が総裁選で言っていた通りになっているわけで、ということは、安倍が「こうやれ」と言った通りになっている、というわけだ。
安倍は、おそらく、自らの今の検察の捜査で「不起訴相当」と判断されるタイミングを待っているのだろう。そうなる前に、首相に復帰すると、回りがざわついて「面倒」だから、それくらいまでは待って、別の奴にやらせておこう、と。
そこで今回の、Dappi問題であるが、これについては以下でジャーナリストの佐藤章さんが語っている。
自民党は税金を使って組織ぐるみでTwitterデマを流していた？Dappi問題が火を噴いたら自民党は選挙で大敗北を喫する。元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊 - YouTube
この動画でも語られているが、そもそも、内閣広報室には、電通の職員が９年連続で入っている。おそらく、彼らが実質的な司令塔となって、Dappi などの政府、自民党のネット工作をコントロールしているのであろう。
そして、こういった政府、自民党のネット工作は、そもそも、その「活動部隊」として、公式に
という組織が認められているわけだが、彼らがどんな活動をしているのかについては、以下の記事が、その全貌を知らせてくれている。
質疑応答に移ると会場は盛り上がった。ある男性サポーターが「希望ＮＯ党」「一見民主党」などの表現は誹謗中傷か、と質問。自民党ネットメディア局長でＪ－ＮＳＣ代表の平将明前衆院議員が「パロディーだからＯＫだと思います」と答え、笑いが起きた。別の男性が野党の代表と中国・人民解放軍兵士、女性候補と慰安婦のコラージュを投稿したと説明。問題はあるかとの問いに平氏は「個人のご判断だと思います」。会場に再び笑いが起きた。
衆院選：安倍首相に熱狂 投稿内容は「自己責任」 | 毎日新聞
ここで、何度も出てくる
- 笑い
に注目してほしい。こういった「イベント」で、こういった「笑い」が起きたときに主催者がそれを黙認したということは、実質的に
- やれ
とＧＯのサインが出たことを意味する（そうでなければ、慌てて補足するだろうｗ）。
上記の個所は、おそらく、国際問題となるだろう。自民党の人間が、
- 自己責任でお願いします
と言ったということは、暗に、「こっちに火の粉がふりかかってこないようにやれ」と言っているわけである。自民党の人間が、中国共産党を侮辱する行為を、どういう形であれ、「やっていい」と言ったということは、自民党は「そういう党だ」と認めた、ということである。つまり、中国共産党を侮辱することを公言しているということになり、そもそもこういった党が日本の政権をになっているということに対して、中国は国際社会にその無礼を訴えるであろう。
それにしても、今、ツイッターを見てみれば分かるように、野党の主要な政治家のリツイート欄は、すさまじい罵詈雑言で埋まっているわけだ。もう、数限りなく、こんな
- ゴミ屑
が埋めつくしている。あのさ。気持ち悪くならない？ こういうのを見るにも、ＳＮＳって、やっちゃいけないんじゃないか、と思うわけだ。明らかに、人を侮辱して、中傷して、馬鹿にするためのツールでしょ。だったら、こんなものを利用している時点で、
- 非倫理的
なわけだ。確かに、ツイッターのつぶやきを見ていても、どこか「攻撃的」で、エリート丸出しで、自分の自慢をしているのとか、学歴のない人を馬鹿にして、気持ちよくなっているツイートとか、そんな完全に、人格がおかしくなっているのばっかりだよね。
Dappi問題は、そのまま、今の甘利とか安倍が、今回の選挙で、どんなデマを言っているのかと、完全にシンクロしているよね。もう、そのままDappiがつぶやいていると言っても少しも不思議じゃないような、デマを言っているわけでしょ。立憲民主党をデマで攻撃して。なぜかっていうと、そもそも、Dappiが、安倍とか甘利とかの「指令」の下、活動しているからなんでしょ。だから
- 似て
くるわけで、まあ、そこまでしないと自民党が思ったようには票をとれない、という危機感の現れなんでしょうけどね。ほんとこれ。どこまで行くんでしょうね。恐しいわ...。
追記：
それにしても、上記の「笑い」の雰囲気から分かるように、これ。完全に、ナチスのレーム特攻隊だよな。不謹慎集団。まあ、自民党はどこまでもナチスの手法を学ぶみたいですね。
