今年の刀使ノ巫女について

刀使ノ巫女というアニメについては、もう何年前の作品なんだろう、という感じだが、その後も、その展開を追ってきた人たちにとっては、今年は一つの転機となる年だった。
まず、スマホゲームの「とじとも」が10月に終了した。この終了は、一方で予想できたことでありながら、他方で、ゲーム内のストーリーの「打ち切り」といった印象を感じさせたものになったことは、一方で残念であり、後悔の残るものであった。
ただ、いわゆる「オフラインアプリ」の提供という形で、その「記録」が残されたことは、終わり方として、「象徴的」だったんじゃないか。あまり、ここまでやるアプリってないんじゃないか、と考えると、おもしろい終わり方だったように思うが。
ただ、この形のオフライン・アプリという形態は、スマホのヴァージョンが上がると動かなくなるだろうということが分かることもあり、少しの間のものなのかな、といった印象はある(一応、普段使っているスマホと、SIMを指していない別の、文章入力用の物理キーボード付きのスマホの二つにインストールしておいたので(つまり、「引き継ぎ機能」を使っていた関係で、二つのスマホに過去の履歴が残っていたので、そんなことができたってわけ)、普通の人よりは長持ちさせられるかもしれないが)。
今年のもう一つのイベントは、朗読劇だろう。ところざわサクラタウンで11月に行われたものは、テレビシリーズの後日譚となっており、ファンには必見の内容だった。ただ、こうして、「一区切り」が打たれることは残念な気持ちもなくはない。まあ、これが青春なのかもしれない。
そういう意味で、一部の人たちの間で注目されたのが、記念時計の販売だった。可奈美をモチーフにしたそれは、1万円近いということもあり、それほど安いものではないが(まあ、スマホゲーの課金に比べれば、気にしない人は多いのかもしれないがw)、ネット販売が始まって、一瞬で売り切れてしまった。そして、1回だけ、再注文をやってたと思うが、それも、一瞬で売り切れてしまった。ところが、上記の、ところざわサクラタウンでのイベントに合わせて、志木駅前のマルイで物販のイベントがあり、その会場で、予約を受け付けていた。ただ、こちらも、そのイベント期間の途中で、受付を終了してしまい、もう一度行って予約しようかな、と思っていたんだけど、あきらめていた。
なるほど、もう買えないってことなのかな、と思っていたのだが、最近、このマルイのイベントが、渋谷モディでやっていると聞いて、今日、見に行ってみたら、この時計の予約をやっていたので、注文してみた。ようするに、2月頃に再販予定ということで、その予約ということらしい。なんとも、刀使ノ巫女ファンらしい、今回の記念時計の「いきさつ」なのかもれない...。