Startend

ホロライブのVTuberの湊あくあが、今年、fpsのAPEXで、ソロマスを達成して、一つの目標を達成した、ということなのか、初めて彼女が、カスタムの大会に出場することになったのが、3日後に行われる、V最協決定戦なわけだが、まあ言うまでもないが、テレビではまったく話題にもなっていないが、この界隈では盛り上がっている。
彼女とチームを組むのが、同じホロの、トワ様とすいちゃんで(チーム名は Startend)、トワ様は以前からカスタムの経験があり、ジブのスペシャリストで、すいちゃんは経験はないけど、のびしろが大きい、といった感じ。ポイント制により、三人が全員最強でそろえられないことによって、各チームのバランスを意図している関係で、どこのチームも経験の浅い人が一人はいる、という感じだろうか。
大会の本番の一週間前から、本番のカスタムの設定で、参加の全チームが本番と同じように5試合プラス延長を行うという感じなわけだが、そもそも本番が5試合しかないわけだから、勝負はときの運なわけで、この一週間の仮想本番の間には、一回は各チームはチャンピオンになっておきたい、というのが目標でいいんじゃないか、と思うわけだが。
ということで、4日目にして Startend が最終の5試合目でチャンピオンをとったわけだが、この試合でのキル数も多かったことから、(5試合までの)この日の総合一位となったことで、実質的には、本番優勝の一つの可能性を示した、ということになる。
通常のランク戦と比べて、カスタムは

  • ポジションゲー

という印象が強い。つまり、最初にできるだけいい場所を確保できると、比較的に戦いやすいわけで、明らかに、そういう戦い方をしているチームとそうでないチームでは、上位定着の安定感が違っている印象を受けるわけだ。
例えば、以下の動画ではプロの方なのだろうか、各エリアの有利不利をランクで整理されていて、かなり分かりやすい印象を受けた。

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ざっくりとルールを言うと、その各エリアを抽選で各チームの最初の出発地点として固定されるのだが、それは各チームごとの先ほどの総合ポイントが少ない方が優先される。よって、総合ポイントが大きい「強い」チームは、不利なエリアからの出発を強いられることで、ゲームのバランスをとっている。
ゲームが始まると、最初はそのエリアで武器をあさり、時間の経過とともに、戦闘のフィールドがせばまっていく。そのフィールドの外にとりのこされると、失格なわけだが、そのエリアが事前にどこまでになるのかを知る方法がビーコンと呼ばれているもので、その出現頻度によっても、各エリアの有利不利が分かれる。
ここまでの戦績は、Startend はあまりぱっとしなかった印象がある。それは、二人がカスタム未経験者だったこともあるが、あくたんがランク戦で慣れてきた「キルムーブ」が、必ずしも、こういったカスタム戦にあっていない、ということもあったように思われる。
そういう意味で、どちらかというと、カスタム戦に慣れている昔からのチームの方がやはり、有利なのかな、と思っていたわけだが、ただ、以下の方の動画を見ていて、まあ、そうは言っても、可能性はあるのかな、と勝手に思ってはいたが。

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こちらの方は、Startend をかなり優勝候補として押している人で、もちろん、あくたんのずば抜けた能力の評価もあるが、注目すべきは、

  • トワ様のジブ

に対する評価が決定的に重要視されているのが、興味深かった。やはり、ジブラルタルが、こういった大会では、かなりの割合で決定的に分けるんじゃないかと分析していて、その中でも、トワ様の評価が高いことが、おもしろかったわけだが...。