ゼレンスキーに騙されたウクライナ国民

今回のウクライナ戦争が起きて、日本の一部の専門家たちが、

という

を、政府とマスコミと一緒に始めたことは、驚きだった。もちろん、その文脈には、国連での最初のロジア非難決議が、ほとんどの国の賛成を得たこととも関係していたわけだが、今から振り返ってみると、それ以降、その時の割合で非難決議が再度採択されたことは一度もない。それどころか、その一回を除けばずっと、非難決議に参加する国の割合が、どんどんと下がっている。
ずっと多くの人が「なにかがおかしい」と思ってきたわけだが、政府は全マスコミを掌握しているため、こういった疑問に答えてくれる報道をしてくれるメディアは、IWJなど数えるほどの独立メディアしかない。
マスコミがゴミ屑なのは昔からだが、私が深刻だと思うのは、今回のウクライナ戦争を契機にさかんにマスコミでちやほやされ始めた、大学教授たちだと思っている。軍事専門家、国際政治学者など、ほんとに「ひどい」連中が、自分ののりを超えて、キャッキャウフフしている姿は、その話している内容を超えて、吐き気をもよおす醜悪さ、醜さがある(私がここで大学教授として例を挙げているのは、小泉、広瀬、このブログでもとりあげた細谷雄一を代表とした連中)。
彼らがなぜこんな「行動」をとるのかについては、明らかに、

というのがあるのだろう。つまり、国際政治学者を自称しておきながら、実際は、アメリカの大学で

を「まとめブログ」よろしく、まとめると、学位がもらえた連中で、彼らはこの学会コミュニティから追い出されることを怯えて毎日を生きているだけの連中。最初から「学問」と称して、世界を公平に見るなんて、今だかつて、やったことがないわけだw
ウクライナ戦争は、そもそも、2016年の「マイダン革命」から始まっている。この時、ウクライナは、公平な選挙で当選した、親ロシア寄りの大統領を

という理由で、「国外追放」して、ウクライナ国内の親欧米派が、勝手にクーデターで政権を作った。

  • これのどこが「民主主義」w

なわけだ。アメリカにとって利益になるならそれは「自由」「民主主義」と言っているだけで、自分たちのやっていることと彼らが批判する「権威主義勢力」になんの違いもない。
そして「マイダン革命」以降、ウクライナ

  • 東部を中心としたロシア語話者を徹底して<弾圧>してきた

わけだ。ロシア語話者は公職につけないようにするなど、さまざまに彼らの生活が「不都合」になるように、少しずつ法律を変えていった。他方で、アゾフ連隊などを使って、東部のロシア語話者が生活している地域を、武力で攻撃を続けた。アゾフ連隊は、もちろん、民間組織だが、彼らが勝手に暴力をふるっても、ウクライナ警察は見て見ぬふりをして、放置する形で、東部のロシア語話者を攻撃し続けた。
これに対して、東部はドネツク、ルガンツクの独立など、さまざまに対抗したし、ロシアはこの、自民族の隣国での危機に対して、クリミア独立など、さまざまに対抗した。実質的に、ウクライナ東部の、ロシア語話者に対する「福祉」を担っていたのは、ロシアだったと言ってもいいほどだ。
こうした長年の「対立」であり、ウクライナ国内のロシア語話者たちの

  • 忍従の日々

の中で、ロシアは満を持して、ウクライナ侵攻を行った。この侵攻は、深く計画を練られた上に行われたものだった。そのことは、実際に今に至るまで、ロシアが優勢に進めていることからも裏付けられる。
ロシアの侵攻は、これを「侵略戦争」と言うには、かなり抑制的であることは明らかだろう。ほとんど、民間人が死んでいない。かなり、上官命令で、戦争違反とならないように指導されている、ということなのだろう。
これに対して、ウクライナ側は「ひどい」の一言に尽きる。まず、戦争が始まるやいなや、ゼレンスキーは国民全員に、武器をとって、ロシア人を殺せ、と命令した。これによって、国際法的には、ウクライナの全ての民間人が

  • 軍人

となってしまったため、国際法としての「ロシア軍による(銃を携帯した)民間人への反撃」を正当化してしまった。
さらに、今回のウクライナ軍の行動は、

  • ウクライナ国内のロシア語話者に対する「内戦」の延長

として行動していることが現れている。確かに、今回の戦争はウクライナ国内が戦場となっている。しかし、実際その戦場はほとんど、

  • 東部南部のロシア語話者が多い地域

が戦場になっている。ウクライナ軍はロシア軍を攻撃しているように見せながら、実際は、

  • 東部南部のロシア語話者を「殺している」

という側面があったことは明らかではないか。ロシア軍が攻撃しているというのを「これ幸い」として、そのどさくさにまぎれて、ウクライナ軍とアゾフ連隊は、ウクライナ国内のロシア語話者への「攻撃」」を行ってきた。その代表的な例が

  • 民間人の楯

で、国連にさえ「ウクライナによる人権侵害」として怒られているわけだが、驚くべきことに、上記の御用学者たちはこれに対しても「ウクライナは悪くない」の大合唱なわけで、この性根は底無しだ、と言わざるをえないだろう。
大事なことは、

ということで、今回のウクライナ戦争は、この「内戦」における、

を「援軍」するために、介入してきた、という形になっていることだ。
今のところ、確かに戦場はウクライナ国内だが、細かくみると、

が主戦場になっている。ロシア側は

という意図で行動しているのだろうが、対してウクライナは、

  • これを契機に、その地域のロシア語話者を「一網打尽」にできたら儲けもの

と振る舞っている、その悪質な裏の意図が見え隠れしているわけだ。
ゼレンスキーは、ロシアに「わざと」、ウクライナ国内に侵攻をさせた。侵攻させて、それを契機に、ウクライナ政府は、国内のロシア語話者を「絶滅」させられると考えた。ロシア軍が国内を侵攻していることを理由に、アメリカであり世界中の国々から、武器を恵んでもらい、それを使って、国内のロシア語話者を消滅させられる、と考えた。そう。ゼレンスキーの

  • 目的

は、最初から、国内のロシア語話者を「絶滅」させて、ウクライナ民族を「純化」させることだった。
つまり、「その」目的を達成した後で、ロシアと和解をして、ロシア軍を撤退させればいい、と考えている。つまり、それまでは、国内が「戦場」であり続けさせなければならない。
私は別に、ロシアが正義だと言いたいわけじゃない。ロシアは「ヤクザ」だ。ヤクザはヤクザなりの掟をもって、その慣習を生きている。私が言いたいのは、

ということなのだ。それは、ウクライナの近年の大統領選挙を考えればいい。その立候補者はみんな、オリガルヒの、一般国民では考えられないような資産をもっているグローバリストばかりだ。それは、ゼレンスキーも同じで、彼を役者として抜擢したのもウルガルヒなら、彼をそのまま大統領にまでひっぱりあげたのもオリガルヒ。彼は実質的に、オリガルヒの操り人形であり、そこから外れて行動できない。
なぜ国民のほとんど全てが、貧しい生活をしているのに、オリガルヒがここまでの資産を作れるのか。こんな国が、ほんとうに国の体裁をもっているのか。ウクライナのオリガルヒが考えているのは、今までウクライナ経由でヨーロッパに送られていたノルドストリームの天然ガスを、ウクライナを経由しないでヨーロッパに送られることになるノルドストリーム2に変えられたら、

  • オリガルヒが、ウクライナのパイプラインから「ねこばば」していた天然ガスから得られた莫大なお金を今後は「ねこばば」できなくなる

から、それを、なんとしてでも阻止することだった。オリガルヒは、アメリカで圧力団体として、民主党に介入して、アメリカ政府に、なんとしてでも、ノルドストリーム2の稼動を阻止させた。これも、莫大な民主党政権への、オリガルヒの「寄付」によって、民主党政権の中枢を完全に自分たちの言うがままに振る舞わせることに成功したことの結果だった。
オリガルヒにとって、国民が何人死のうが関係ない。そんなことより、今まで、さんざん得てきた石油利権を絶対に手放さないことの方が重要なのだ。オリガルヒの「レゾンデートル」は、絶対に天然ガス利権を手放さないことだ。これがあるから、今のセレブ生活ができるわけで、

  • どんな手段を使ってでも

これを手放さないことの方が、ウクライナという国が滅びることよりも重要なのだw
以下が、ここのところ話題のワシントンポストの記事だが、

www.washingtonpost.com

ゼレンスキーはアメリカ軍から、近日中にウクライナにロシア軍が攻めてくることを教えられていた。ところが彼はそれを、ウクライナの市民に

  • 隠していた

わけだ。そのことをインタビューアーに問われて、認めた、というわけだ。
もうお分かりだろう。ゼレンスキーは、ウクライナの民間人が、もしもあと何日かでロシア軍が攻めてくることが分かっていて、それをウクライナの国民に伝えていたら、多くのウクライナ国民が、事前に避難をして助かったかもしれないのに、それをしなかった。わざとしなかった。国民に、隠した。隠すことで、ウクライナの国民になんの事前の備えを

  • させない

で、それによって莫大な国民の被害をもたらした。ゼレンスキーの目的が、国民の幸せとなんの関係もないことが分かるだろう。ゼレンスキーはオリガルヒに生かされている操り人形にすぎない。ゼレンスキーにとって、国民を戦争にまきこむことは、

  • 彼を操っているオリガルヒの「お金儲け」のためなら、どんなに「使い捨て」てもいい、と考えている

わけだ。彼にとって、なによりも優先するのは、彼を操っているオリガルヒの「財産」であり「利権」であって、それを実現するためだけに彼は行動していて、国民など、その

  • 手段

としてしか考えていない。
対してアメリカは、なんとしてでも、「ロシアの弱体化」を実現したい。そのために、絶対に今の経済制裁を止めたくない。そのためなら、なんとしてでも、ウクライナに停戦をさせない。湾岸戦争で、石油まみれの鳥を使ったり、女の子に嘘を言わせたり、戦争広告会社を使って、いろいろやったのと同じように、ブチャでも同じことをやったのだろうと世界中で知られている。
アメリカは、ロシアをジリ貧にさせて弱らせて、最後は国を「分割」して、ロシアの地下に埋まっている大量の地下資源を、

  • アメリカのオリガルヒで「山分け」する

ことが「目的」なのであって、そのためなら、どんな汚ないことでもやる、と誓っている。アメリカは絶対に、自分たちを超えようとする国を許さない。ロシアであり中国は、近年台頭してきていて、アメリカの基軸通貨をおびやかしかねない存在になってきているわけだが、そうすると、それを

  • 潰す

ために、アメリカはそういった国々を「差別的」に破壊を始める。このことは、バブルの頃に日本がアメリカにやられたことだ。アメリカは、日本の半導体産業を壊滅させたわけだが、これによって、日本は今にいたるまで、不況から脱出できなくなっている。なぜなら、どんなに日本が発展しようとしても、

  • どうせアメリカによって「破壊」されることが分かっている

から、日本では一切の産業が発展しなくなってしまった。バブル以降、日本の会社は完全に

  • 文系

が支配するようになってしまった。日本は科学研究を止めてしまった。なぜなら、どうせそんなことをしたって、アメリカに潰される「だけ」であることが分かってしまったからだ。よって、日本における経済活動とは、

  • 科学を知らないくせに、口先だけで、相手を「だまくらかし」て、お金をたらい回す

ことだけが「競わ」れるようになった。誰も科学を研究することにモチベを失った。文系に支配された日本は、一切の経済成長をしなくなった...。