無駄になっていないハリルw

こうしてグループリーグが終了して、トーナメント出場のチームが決定して、アジアからは、日本、オーストラリア、韓国の三カ国が出場して、アジアで三カ国は史上初なんだそうだ。
この中でも、日本が異常で、ドイツとスペインの過去優勝経験国の二つに勝って、一位で出場しているわけで、特筆している(ドイツとスペインの、それぞれの選ばれている選手の給料の合計と日本を比べてみればいいw 嗤っちゃうくらいの差だから)。
そういう中で、今、鎌田が試合終了後に、日本のフォーメーションについて語っていることが注目されている。
Youtubeのミルアカちゃんねるのスペイン戦前の配信が以下:

m.youtube.com

試合後の配信が以下:

m.youtube.com

つまり、

だから、昨年のELで、フランクフルトがバルセロナに勝っているので、その戦術を使えばいいんじゃね、というのが鎌田のアイデアだった。そして、実際に鎌田のポジションはこの試合のときのポジションで、彼が他の日本人選手に「レクチャー」した、と。
実際、今までスペインが負けた試合のほとんどが5バックの相手なんだよね。まあ、上記の動画では難しく説明しているけど、簡単に言えば「5−4ブロック」。

  • 相手を引き込む

ということね。コスタリカにポゼッションして、いっくら攻めてもシュートを打てなくて負けた日本が、スペイン戦で、日本のポゼッション率は2割未満w
これさ。
思うんだけど、やっぱり日本にはずっと「ハリルの亡霊」がいるんだな、と思うんだよね。
今回の大会で、モロッコが決勝トーナメントに進出しているんだけど、ここも、予選はハリルが監督で、W杯進出を決めたら、ハリルを解任している「日本方式」を使っているんだよねw
まあ、今回のモロッコも、守備の固い(能力のある選手が多くて、簡単に日本と比べられないんだろうけど)、いいチームなわけだけど、まあ、日本と似ているわけだよね。
日本はハリルのトラウマがあるから、森保がどんなに守備的な戦術を選んでも

  • ハリルよりまし

と、協会に考えられて、黙認されるんだよね。そして、ハリルの戦い方は、ハリル以降の日本の戦術のベースになっているよね。つまり、

  • デュエル

だよね。今回の森保の戦い方も、完全にデュエルで互角以上で戦うことで、日本が「守備」中心で世界と戦うことを可能にしたベースになっている。森保がJリーグでやっていた戦術を、W杯で行うためには、このハリルのデュエルでの「勝率」の高さが必須条件だっただけに、言わば、ハリルの哲学を、ハリル以降の日本の監督たちが、自分の守備的戦術を協会に対して正当化するのに

  • 利用している

という関係になっているんじゃないか、と思うわけだよね...。