PS5の例の事件と今回のパケ廃止は関係あるのか?

今年の始めに流れてきた、あるニュースは今年のPS5の「混乱」を予見していたかのような「嫌な予感」を与えていた。

news.yahoo.co.jp

この「Level 0 BootROMキー」の問題は、今年の前半を騒がせた、PS5の「タイマー」問題においても

  • 本質的な関係

があるんじゃないかと噂されていた。
では、今回のパケ廃止はどうか?
ここで考えてみよう。
PS5の上記の問題は、そもそも、お得意のシステムアップデートで解決できない。そういったレベルの階層で起きた、明らかな

  • PS5を作った人のミス

だからだ。この問題はもちろん、これから作られるPS5に対しては対策を行える。しかし、すでに発売した大量のPS5については、どうしようもない。
ではこの問題とはなんなのか? 多くの人はこれは、例の「割れ」が行われた、と考えた。少なくとも、割れのための技術的な最大の問題が解決された、と。そして、それは時間の問題ではないか、と。
しかし、もっと本質的なことは、PS5がオンラインゲーム機として、多くの商品の購入決済を、このPS5内で行っていることだろう。つまり、この商品購入の部分に、この技術が深く関わってしまうと、商品の売買が「正しい」か「間違っている」かが、どんどんグレーになっていくんじゃないか、という心配だ。
こういった「グレー」な決済が、水面下で増えていたとしたとき、もう手遅れなのだ。
だったら、背に腹はかえられない。
PS5上の「あらゆる行為」を、すべて、

  • オンライン認証

を行うようにすれば、確実にトレースできるんじゃないか、と。
しかしこのことは、このオンラインゲーム機を「どこまで、完全オフラインで動くのか」という、最もベースになる部分を破壊することになる。であるなら、もう

  • あらゆる行為を「オンライン」でしか行えなくする

ということだから、もはや、パッケージ版のディスクが無意味になるのだ。どうせ、あらゆる行為が「オンライン認証」なしにできなくなるなら、そういった「完全オフライン機能」は、有名無実化する。だったら、いっそのこと、止めてしまえ、となるだろう。
この問題の本質は、これが

  • ソニーの「瑕疵」

によって起きている事態だということだ。これはユーザーは関係ない。あくまでも、ソニー本人の「不手際」だ。それにともなって起きた対策が、ユーザーの不便を強いることになっている事態だということだ。
つまり、もう、ソニーはユーザーが信頼に足る存在なのかが限りなく疑わしいんじゃないか、といった懸念があるのだ。
ソニーの商品を買うことは、すでに、非常にリスクのあることになってしまっているんじゃないか?
おそらく、業界の世代交代が求められている。
しかし、ソニーコングロマリットには、ソニー銀行を始め、映画や音楽の分野のかなりの割合を支配している状況があり、業界関係者から、ソニー批判が行われにくい構造が、業界にできている。ほとんのの人が、少なからず、ソニーとの「関係」に縛られているため、ソニー批判がそもそもできない構造が、日本社会に蔓延している...。

「若い子がパケを買ってない」じゃなくて

よく、「若い子はパケを買ってないよ。買ってるのはオッサンだけだよw それは、スマホゲーや映画や音楽のサブスク見れば分かるでしょ」って言うけど、困ったことに、SWITCHのパケは売れてんだよねw
「え? デジタルシフトってそういうものなんじゃないの? つまり、SWITCHユーザーって情弱?」って思うかもしれないけど、そうじゃなくて、端的にSWITCHのパケは

  • 遊びやすい

わけだ。ダウンロード版より遊びやすい。ダウンロード版と「競走力がある」。それだけ。
対して、この表現を「PS5のパケは若い子は買ってないよ」に直すと、そもそもPS5を若い子が遊んでないよっていう、端的な事実と同時に、PS5のディスクはSWITCHのデータカードに比べて「遊びにくい」わけだ。
でもそれはトレードオフだと思ってきたわけ。これまでは。PS5って、SWITCH2より、電気を十倍以上使ってるし、そういうものなんだろうな、って。
でも、今。SWITCH2って、4Kにまで対応してるんだよね。なんて、若い子に説明する? まさに、「SWITCH2でいいよね」って。
もちろん、この説明には

  • からくり

がある。そう。キーカードだ。キーカードっていう、

  • ダウンロード版の亜種

が、一見すると、上記のような「世界」が「実現」したかのように見せている。
しかし、考えてみよう。
SWITCH1/SWITCH2のゲームカードって、ほとんど、microSD Expressみたいなものだと思っているんだけど(まあ、書き込みがないとかで安く作れるのかは知らないけど、その辺りは、いったんどうでもいいとして)、もしも、この技術が、

  • 進歩

して、もっと容量が大きく、安く、読み込み速度が早くなったら? 将来的な

  • のびしろ

があったら? 今はSWITCHユーザーは、いろいろと不便かもしれないけど、考えてみてほしい。今、SSDや、SDカードの「技術革新」が、ものすごいスピードで起こってる。今のSWITCHの「不便」は、もう少しで解決するかもしれない。だったら、この技術革新に賭けてみよう、って思っても不思議じゃないよね(キーカードは、この移り変わりの間の「鬼子」や「あだばな」みたいなものだ)。
対して、PS5のブルーレイディスクは、そもそも、技術革新が止まっている。もう「枯れた技術」だ。将来性がない(また、PS5は初回に、本体に読み込むだけだから、なんか、「もったいない」感じはするんだよね。そう考えれば、ソニーが、PSPのような、逐次読み込みを速度の理由で「あきらめた」時点で、勝負があったんだろうね)。
そんな感じで、SWITCH2には、まだ、技術的に「あがける」余地があるように見えるけど(おもしろそうな未来があるかもしれない)、ソニーはもう、こういった「パケのあり方」の模索が、めんどうになったから、全部やめちゃった、って見えるな。

追記:
パケがダウンロード版に競争力がある理由は、SWITCH2のゲームカードは千円高くしてるのに売れてることからも、明らかでしょう。もちろん、この千円がもったいないと思ってる人は、(店頭で売ってる)紙っペラのダウンロードコードの方を買ってます。