私はPS5をもっていない。PS4はもっているが買ったのは比較的に最近で、そもそも、SWITCH1でしかゲームをやっていない私が買った理由は、スクフェスACが今も遊べる、ということを知ったからだ。だから、別に、その他のゲームをPS4でやっているわけじゃない。幾つかPS4のゲームソフトを買ったものはあるが、積みゲー前提で後回しになっている。というか、新作じゃない。つまり、新作はSWITCH1でしか買っていないに等しい。
ここで思うわけである。PS5を私はなぜ買わないのか、と。その理由の一つは、PS4にしろPS5にしろ、どっちにしろ、SWITCHでしかゲームをやっていないという、端的な事実がある。
もう一つの理由としては、たとえばレトロゲームをやるとして、PS4のゲームソフトは、平行して他のゲーム機でもマルチ展開しているものが多い。PSPだったり、PSVITAだったり。そうした場合、私は、どちらかというと、PSPやPSVITAのゲームソフトの方を買っていた。その理由はやはり、
- 据え置き機
に対して、あまりいい印象がないから、と言うしかないだろう。
だた、他方において、PS4は発売してから10年が経過しているよね。もうそろそろ、PS5に移行すべきなんじゃないか、みたいな話があるわけ。
ここで思うことが一つあって、つまり10年10年って言うけど、PSシリーズって細かく「型番」があって、それぞれは「新作」なんだよね。PS4の最後のシリーズは
- 薄型
のもので、希望小売価格が29980円(税別)。最終型番のCUH−2200AB02の発売日は2018年8月2日。7年くらいで、SWITCH1の初期型の発売日が2017年3月3日だから、それより後に発売されている。
- SWITCH1より「新品」
なわけ。そりゃ、今のところ誰もSWITCH1を捨ててないんだから、このPS4をもっている人が捨ててPS5を買うわけがないよねw
PS4はそもそも今も「新品」が売られている。その根拠は、毎週発表されているファミ通のパッケージ版の販売ランキングと一緒に発表されるハードの販売数に毎回PS4の台数も発表されているから。
いや。今でも、
- 新品
を売っているんでしょ? その事情は、SWITCH1でも同じだ。そもそも、どちらも
- 新しいゲームソフト
が「新発売」し続けている。新品のハードが発売され続けていて、新しいゲームソフトが発売され続けていて、つまり
- 今も現役
であるのに、なんで、「PS4を捨ててPS5を買え」みたいなことを言う人が現れるんだろう? そんなに
- PS4を捨てろ
と言うなら、まずSIEに「新品のPS4を売るな」って言ってからにしてもらえませんか。その一人のユーザーにとって、今買う
- 新品のPS4
は、その人にとっては「今、新品」なわけでしょ。
実はもっと分からないことがある。それは、PS5がPS4から変わた部分だ。まず、値段が倍になった。じゃあ、この倍になったことで、なにが変わったかだけど、
- 4Kディスプレイ対応
だよね。これさ。まず、4Kテレビへ対応「してほしい」と思っていた人って誰? まあ、いたとして
- コアゲーマー
くらいなわけでしょ。ライトユーザーはそもそも家に4Kテレビがない。いや、ないよ。いくらするんだよ。10万円以上したとして、なにを考えて、買うの? それ。ライトユーザーだよ? ゲームを「ほとんど」やらない人たちだよ? 毎日ゲームをやっているわけじゃない。いろいろな趣味の中の
- ワンオブゼム
の人たちが、「4Kディスプレイ対応」を
- 自分のために機能追加してくれた
って思う? まず、PS4はSSD換装すれは、十分なパフォーマンスが今でもある。あるから、SIEは今も新品を売っている。つまり、たいていのゲームに対しては、十分な性能がある。じゃあ、そういった「良いゲーム機」がありながら
- わざわざ、PS5を買う人
は、一体だれ? まあ、「コアゲーマー」と呼ばれる人だ、ということになるんだけど、そういう人って、日本の人口のうちの、何パーセント? まあ、一握りだよね。じゃあ、その一握りの人たちがPS5を買ったとして、PS5専用ゲームを作って、どれだけ売れるかって、その人数分しか売れない。つまり、
- ライトゲーマーがゲームを買ってくれないと「儲からない」
という構造があることを分かっていながら、PS5専用ゲームを作るって、あなた、商売のセンスがあるんですか、ってことになる。
これに対して、
- 今だにPS5を買わないでPS4でゲームをしているのは、いかがなものか
みたいな「説教」をするって、だったら今すぐ、SIEにPS4の新品を売るのを止めさせて、PS4が動かないように、PS4用のPSストアを
- 閉鎖
するっていう、ジム・ライアンがPS3、PSP、PSVITAにやろうとしたことをやれって言うんなら、一応の話の筋が通っているということになるけど、そうじゃない。
PS4が今でも現役なのは、単純にPS4が「優秀」だからであって、逆に言うと、PS5は「尖って」いて、ライトユーザーには使いにくいと思われている。実際、熱暴走とか、いろいろ欠点が指摘されている。
そう考えると、たとえ、PS6が発売されたとしても、
- PS4、PS5、PS6は「平行」して、新品が売られ続ける
ということになる。ここで考えてみてほしい。PS4は「手頃な値段」だ。PS5が買えない人がPS4を買って、なにが悪いのだろう? みんな、自分の懐事情と相談して買うものを決めている。いや、PS5が買えないほど貧乏じゃないだろとか言いたがる人はいるけど、いろいろゲームソフトを買ったら、いくらお金があっても足りないことを分かっているわけでしょ。
SIEは、そういった層に対しても、サービスを続けていきたいと考えているから、PS4の新品を今も売っているわけでしょ。だったら、
- 低価格帯の「新品」
の発売を真剣に考えればいい。つまり、PSPとかPSVITAにつらなる、低価格帯のハードが発売されれば、ライトユーザーの需要を満たして、SIEのゲーム機が昔のように、たくさん売れるようになるかもしれない。
PS5ほど嘘と欺瞞に満ちたものはなくて、そもそも最初から、SIEはPS5を
- 4Kテレビを売るため
に「作った」わけでしょ。それ。ライトユーザーが「4Kテレビに対応したゲーム機を作ってほしい。作ってくれたら、少しくらい値段が高くても買う」って言ってたから作ったんじゃないわけでしょ? ただただ、4Kテレビを売りたかった。なぜなら、4Kテレビは当時、値段が高くて
- 利幅が大きかった
から、一台売れれば「儲かる」から、消費者に買わせようとしていた、ってだけでしょw そして、意味不明の、4K対応の新作ゲームを、サードパーティに作らせた。そして、当たり前に、これらのゲームはPS4で動かないし、SWITCH1でも動かないから
- 誰も知らないし、やったことがない
から、まったく売れない。そうするとますます、サードパーティはPS5向けにゲームを作ること自体を敬遠するようになる。がんばって、PS5やPS5Pro向けにゲームを作っても
- ハードをもっている人がほとんどいない
んだから、最初から売れないことが分かっているわけで、ますます、最適化をがんばる
- モチベ
がなくなる...。
追記(2025/06/20):
書くのを忘れていたが、ここにきて、とうとう、PS5のアクティブユーザー数が、PS4のそれを超えたことから、やっと、こっから世代交代が進んで、PSシリーズも安泰だなという話が前振りとしてあって、上記の記事を書かせてもらった。しかし、世間はいじわるで、とうとう、SWITCH2が発売されたので、PS4のアクティブユーザーがSWITCH2にスライドしただけなんじゃないかと疑われているw まあ、こう疑われるのもしょうがない。なにせ、タイミングが合いすぎているorz