2012-05-10から1日間の記事一覧

米澤穂信『愚者のエンドロール』

主人公の折木奉太郎(おれきほうたろう)は、なぜ古典部に入ったのか。あらゆることを自らの「省エネ」の視点で考える彼が、なぜ部活動をすることになるのか。 まず、この場合、二つを区別しなければならない。 入部の手続きを行うこと。 実際に部活動をする…