2014-10-26から1日間の記事一覧

國分功一郎『スピノザの方法』

掲題の本のタイトルにある「方法」という言葉は、どこか「不思議」な様相を帯びている。なぜか。 言うまでもなく、ここで言う「方法」とは、デカルトにおいてすでに問われていた命題で、つまり、真実に辿りつくための「方法」ということである。しかし、それ…