バートン・L・マック『失われた福音書』

かなり昔に読んだ本で、実は詳しく内容を覚えていない。
この本では、作者は、俗に、「Q資料」といわれる、新約聖書の原型のような資料を解析する中で、そこに、ギリシア哲学の一派である、犬儒派の思想のにおいをかぎとる。
これを読んだときに思ったのは、私は、聖書学としては、田川建三という人の書いた啓蒙書を幾つか読んでいただけだったので、彼は、この本をどんなふうに読まれたのかな?ということだった。いろいろ調べてみると、どこかに見つかるのかな。いつか、時間のあるときでも、チェックしてみようと思うけど。

失われた福音書―Q資料と新しいイエス像 新装版

失われた福音書―Q資料と新しいイエス像 新装版