こういうのでいいんだよアニメ

今期のアニメ「ストライクウィッチーズ 501部隊発進します」は、あまり期待していなかった。それは言うまでもなく、「スピンオフ」と呼ばれる、漫画を原作とした作品だから、ということで、 こういものはどうなのかと思ったから。
声優陣は、本編を変わらずで、ただ

  • 顔面崩壊

かつ

  • セリフが、まるで5ちゃんねるのコメント

っていうのが、でも、それって、漫画版が、それそのものなわけで、しかも、角川からでているのだから、当然

  • 公式

なんだよねw この「にせストライクウィッチーズ」をどう考えたらいいのか、と思っていたんだけれど、見ているうちに、これはこれでありかな、と思えてきたw
キャラの顔つきが、まるで「へたな人」が描いたような線に「あえて」デフォルメされるのは、ある意味で、ギャグ漫画の王道なんだよね。いろいろに崩されるわけだけれど、だんだん、そんなものかと思えてくる。
あと、いちいち、会話が、ニコニコ動画のコメント欄とか、5ちゃんねるのコメントとか、ツイッターのネタ的なつぶやきとか、いわゆる

  • SNS的作法

といったような、近年のネット上で発達した

  • 会話文化

の典型のような、テンプレが次々と出てくる。こういった、ネット独自の特殊な言説空間がある種、強いる「閉鎖性」がコメントの傾向性を示してきたのであろう。なんか、独特なんだよね。あんま、会話的じゃないっていうか。全部「つっこみ」っていうか...。