映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」について

まあ、あまり不謹慎なことを書くのもどうかと思うわけだが、金曜日に公開され、土日なんとか見たいなと思っていて、ネットで席の予約をしようとホームページを眺めていたら、土曜から日曜の夕方までびっしりで、前列のスクリーンの目の前しか空いていない。ところがなぜか、日曜のナイトショーだけは、やたらと空いていて、むっ、っとなったわけだが、とくに深く考えずに、席を買った。まあ、ネットを見れば、台風が来ているとかで、山手線はすでに止まってるとかどうとかで、さもありなんと思ったわけだがw
映画は大変に、素晴しかった。まあ、テレビ・シリーズもよかったわけだが、こういった「小品」にこそ、この作品の素晴しい要素が現れているように思われるわけで、テレビシリーズを知らない人にもぜひ見てもらいたいと、一人のこの作品を見た人間として、推薦させてもらいたい。
大事なことは、この作品が、手紙配達人や、口述筆記人といったような、必ずしも高尚な(作家や哲学者wのような)、身分の仕事でなくても、決っして馬鹿にしないで、尊い仕事として、リスペクトして描かれていることに、共感するわけである。
私は今回の京アニの事件に対して、大して何もできていないけれど、こうやって作品を鑑賞することで、チケットを買って、少しでも被害に会われた方々に貢献できたかなと思うと、今回見てよかったと思っている。この素晴しい作品を、多くの人にぜひ劇場で見てもらいたい。
(帰りは少し雨に濡れたが、私鉄は動いているわけで、問題なく家に帰れた。そんだけ。)