徴兵制

おもしろいね。こういった

  • 伝染性

の病気がはやると、いわゆる「新自由主義者」とか「<自助・共助>主義者」とかの

  • 本性

がバレるよね。つまり、彼らの「エリートパニック」が白日の下にさらされる。
こと、冬になってきて、再び新型コロナの流行が起きている。そして、東京都は緊急強化期間として、三週間の「不要不急の外出の自粛要請」と「居酒屋の営業時間の時短制限」と「いま一度のリモートワークの強化」を要請した。
冬になって、気温が下がり、室内の換気が十分でなくなり、さらに、乾燥して、人々の免疫力が下がるようになって、一定の新型コロナ感染者が秋から継続的に市中にい続けていたわけだから、それらを

  • タネ床

にして、感染が急拡大することは予想された。もしそれが嫌なら、なるべく秋までに、市中の感染割合をできるだけ下げる政策が必要であった。しかし、そんなことを一切やってなかった。
今の感染拡大にまず先にアラートをあげているのが、病院関係者だ。まあ、当たり前なのである。彼らは、多くの重症予備軍を病院内に、入院患者として抱えている。しかも、そもそも病院の目的が、そういった患者予備軍を引き寄せる性質があるわけだから、

  • 日本中で最もリスクの高い場所

であることは間違いないわけだw 新型コロナ感染症は他の多くの感染症と同じく

  • 指数関数的な増加

のリスクをもっている。つまり、広まりだすと、あっという間だ、という特徴がある。よって、今、死者が少ないことは、なんの安心材料にもならない。大事なことは、この「指数関数的な増加」の

  • 徴候

をいち早くとらえて、早急な対応をするかどうかが問われている。こういった「指数関数」的な増加は私たちの日常にあまり慣れていないので、私たちの直観から離れているため、なかなか人々の納得が得られない。だからこそ、早めの対応が必要になる。
病院の責任者はまず、「自分たちが原因で院内の入院患者に感染させることによって、多くの死者を出す可能性」という責任にさいなまれている。つまり、このことが、その病院の今後の「評判」に関わってくる。ここで、へたに対策を怠けると、今度は患者の家族から「裁判」で訴えられる可能性がでてくる。
そうすると、一つ、興味深い現象がでてくるわけである。
つまり、「医者」という職業は

  • 割に合うのか?

ということである。医者は、こういったリスクを問われることを考えたら、さっさと休業して、田舎に籠った方がいいのではないか?
つまり、こういうことである。医者は、本当に患者を触診しなければいけないのか? まず、こういった世界線を考えてほしい。病院は必要だ。そして、その病院には、さまざまな行為を行う職員が必要だ。しかし、そういった職員を

  • 全て

アウトソーシングしたら、どういうことになるだろう? つまり、全員、非正規の派遣社員にするのだ。彼らに、その患者の検査などの、あらゆる行為を行ってもらう。診察も、医者はリモートで別の場所から、患者や派遣社員に指示を出して、

  • さまざまな聞き取りや計測

を行ってもらって、それをもとに、医者は診断を下す、というわけである。
ここで考えてみよう。新型コロナのように、当然のように、なんの対策も行わなければ、多くの患者が発生する。そうすれば、それに対応して、多くの病院のベッドも、そこで働く職員も必要になる。しかし、そういった職員は

  • 自らも<感染>するリスク

を抱えている。つまり、基本的に

  • だったら<働きたくない>

わけだw よく考えてみよう。こういった事象とよく似た社会的事象がある。それが「戦争」だ。つまり、

  • 徴兵制

が今、求められている、というわけであるw
まあ、この現象自体は非常に単純な「カラクリ」なのだ。市中に感染が増える。すると、必然的に

  • 病院内にウイルスの侵入を許す「確率」が上がる

わけで、よって、ある一定の確率で、全国の病院の幾つかで「クラスター」が発生する。これを防ぐ方法は一つしかない。

  • 市中の感染割合を<できるだけ少なく>する

しかない。そして、これを達成する最も単純で、よく知られた方法が「ロックダウン」なわけで、あとは政府や地方自治体が、いつそれを決断するのか、という話になる。しかし、これは「いつまでも続けなければならない」わけではない。この感染のサイクルが2週間であることは知られているわけで、よって少なくとも4週間で、市中から排除できる、ということが

  • 分かっている

わけだ。
東京都がなぜ3週間なのかは分かりやすいわけで、年末が近づいて、それよりも後になると、「より経済への被害が大きくなる」ことが明らかだから、なんとかして年末までに、感染拡大を抑えたい、というわけだ。
しかし、である。
そもそもさ。いわゆる「新自由主義者」って、人々の「欲望」に「自由」に生きることを肯定してきた連中なんだよね。つまり、好きなだけ、感染を広げたい奴は広げる

  • 自由

が「ある」と言っていた連中なんだ。だから、貧富の経済格差だって、当たり前だ、と言っていた。お金を金持ちから貧乏人に配ることは、「お金持ちの自分のお金を好きに使うという<自由>を奪う」行為だから許せない、と言っていたわけであろう。ところが、彼らが

  • 貧乏人はお金持ちに新型コロナのウイルスを感染さないように「ルール=道徳」を守れ

とか言ったら、それって「自由主義」じゃないよねw だから彼らは、感染症対策に賛成できない。もしも賛成するなら、貧富の格差の縮小にも同意しなければならなくなるから。
そして、その結果が、この日本の「感染拡大」であるw
こうして日本は滅びていく。まあ、これこそ「新自由主義者の夢」が強いた、身から出た錆、というわけだ...。

追記:
おもしろいことに、どんなに感染が拡大しても、株価は下がらない。それは、

  • そもそも「リモートワークができる職種」

にとっては、自宅でまったりしていればいいわけで、この感染拡大が「日常にほとんど関係ない」からだw つまり、この感染拡大が嫌なら、そういった職種に転職すればいいだけだ、とも言えるわけであるw
それと、もつ一つが「ワクチンの開発」である。ワクチンにはパラドックスがあって、ワクチンの副作用による被害より、ワクチンなしによる感染の被害の方が少なくなければならない、という関係がある。そう考えると、より感染が拡大して、被害が大きいほど、ワクチンを容認する国民世論は大きくなる。しかし、逆に言うと、ワクチンでもないと、以前の

  • 日常を取り戻す

ということは起こりにくい、ということでもあるわけだ。田舎では、頼むから、東京人は田舎に帰省しないでくれ、と土下座をされている。特に、高齢者のいる家であればあるほどそうなわけで、だったら何があれば可能かといったら、もはや「ワクチン」くらいしか考えられないわけでw、そう考えると日本がなぜ、徹底した大量のPCR検査によって、市中の感染者のほとんど一掃を目指せなかったのかということが悔やまれるわけだが、まあ、これを「新自由主義者」の巣窟である、今の自民党政権が行えたのか、と言われれば疑問なわけだ...。