小山田圭吾と「上級国民」

よく、今回の東京オリンピックとWW2での日本の敗戦が比較されるが、確かに非常によく似ている。
特に、組織委員長の、「ああ言えば上祐」状態の、あまりにもひどいヤクザ並みの説明をだだ流している、この状態を見るに、「これが日本品質か」と、がっかりさせられる姿を見せつけられている。
それは、皇族の武田恒和が組織委員長をやっていたが、招致汚職で、フランスの入国するやいなや、警察に「逮捕」されることが確実になったということで、辞任したことが象徴しているわけで、つまり、この東京オリンピックは完全に

  • 日本の上級国民の<人脈>

によって、<独占>されている、ということなわけだ。
しかし、この問題について、驚くほどに日本では語られていない。ただ唯一の例外として、岡田斗司夫(おかだとしお)の以下の動画がある(この動画は最後まで見てほしい)。

【聞け!上級国民④】かばい合い助け合う上級国民達。小〇田騒動から見る庶民を見下す自覚の無い〇〇意識はどこから来るのか?【サンデル教授】【岡田斗司夫/切り抜き】 - YouTube

ただし、岡田さんもこの話題については触れにくいようで、なんとなく「におわせ」をしているだけに留まっている印象はあるが。
上級国民の定義は「親や過去から続く家系の人間関係に縛られている」というところにある。つまり、ずっと家の「つきあい」をしてきた人間関係は、絶対に壊さない。つまり、絶対に相手を

  • 否定

しないわけである。わかるだろう。小山田圭吾の「いじめ」である。彼は「いじめ」をしたわけだが、一貫して「友達」とグルになってやっている。つまり、実は

  • 多くの同級生が彼の「いじめ」を近くで見ているし、一緒に「いじめ」をしている

わけである。つまり、どういうことか? 回りの、そういう同級生は、その小山田を先生に告発しないんですね。なぜなら、

  • そんなことをしたら、上級国民の、先祖代々に作られてきた家の付き合いを「壊し」たら、台無し

だから、絶対に仲間を裏切らないわけだ。どんなに、悪虐な行動を見ても、絶対に

  • 裏切らない

わけで、よって、それはバレない(いや、当時の先生は知っていたけど、こいつらの家柄に恐れて、黙認していたんだと思いますけどね)。
まあ、小山田圭吾自身がどこまで上級国民の家柄なのかはあるけど、確か親は、歌手とかバンドのメンバーとかですよね。そう考えると、NHKとの繋がりも分かってくる。
岡田も言っているが、こういった上級国民は、そもそも、彼らの

  • 忠誠

が、自分たちの「サークル」にしかないから、それ以外の人に向かって、なんの忠誠もない。つまり、まったく説明責任を果さなきゃいけない、とも思わない。東京オリンピック組織委員会の委員長の武藤なんて、もう、めちゃくちゃなことを言い続けているけど、国民に向けてなんて、ちゃんと対応しなきゃいけないと、これっぽっちも思ってないからなんだよね。
うーん。
まあ、これをWW2の頃から、ずっと、日本はやってきたわけだ。
岡田が指摘しているように、こういう「上級国民」は、大企業のトップであればあるほど、政治家や官僚のトップであればあるほど、

  • 一定の割合

で確実に独占しているわけで、つまりは、そういう「コネクション」で上に上がってくるんだよね、こういう人たちって。
そして、今回の東京オリンピックなわけ。なんで、小山田が「いつの間にか」音楽担当になっていたのかも、そういった人間関係のコネクションで説明できるわけで、つまり、オリンピックに群がった上層部は完全に、そういった人脈で独占されたから、

  • 徹底的にボロクソに壊された

わけだし、オリンピックをやれば、新型コロナが、どう考えても今のような惨状を呈することを専門家がどんなに指摘しても、完全にシカトをし続けたわけだし、そういう意味で、WW2での日本の滅亡と、今回の件は似ているんじゃなくて、「同じ」なわけだ...。

追記(2021/08/03):
有名になったが、この日置という、開会式のエグゼクティブプロデューサーの「態度」がすさまじいですよな。

まあ、皆さんは日本人しか読まないメディアかもしれないけど(笑)。僕自身、海外でずっと生活してるので、やっぱりすごく不思議に思うところも日本にはある(笑)
五輪パラ開閉会式統括、組織委日置貴之氏が共通コンセプトに込めた思いとは - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ

なにこの、すさまじい「上から目線」。だめだよ、こんな奴にオリンピックに関わらせたら...。