日本の大学から哲学と社会学を無くせ!

今週の videonews.com は、経済学者の野口悠紀雄さんが登場したわけだが、1時間半の発言の最後が一番、興味深かった。
まず、東大にIT系の教授を採用しろ、と。今、東大には一人として、ITの教授がいない。なぜなら、東大の教授たちの「自治」によって、そういった「新しい分野」の教授を採用することを拒否されているから、と。
早い話、東大には「ポスト」の数に上限があるから、教授会が自分たちのポストを減らされることを拒否しているからだ、と。
おもしろいよね。
東京都立大の社会学部の教授である、宮台真司先生は、日本の課題は「生産性」だと言った。そこから、

  • 必然的

に導かれる結論は、

  • 文系の廃止

である。文系にとられている日本の人材を、全員、理系に変わってもらう。そして、全員に、ITの素養をもってもらって、実際に社会を効率的にする、社会システムを、ITによって「生産」してもらう。
ところが、である。
宮台真司先生は、若い頃は、理論社会学とかいって、ちょっと、数学ちっくなことをやっていたんだけど、教授になったら、一切それをやらなくなった。そして、ブルセラ研究者、援助交際研究者として、マスコミで名前を売って、それから以降は、映画評論家気取りの、全然、社会学と関係ない文章を書き続けて、そのまま、東京の大学教授のポストに居座り続けている。
まず、あなたが大学を辞めたら?
あんたたち文系が、東大に居座り続けているから、日本のITは、全然発展しない。なぜなら、文系が

  • 数学をやらない

こと自体に、自らのアイデンティティをもってしまっているからだ。
完全に、数学をやらなくなってしまった。それは、東浩紀先生も同じで、彼は処女作でゲーデル不完全性定理にふれながら、そもそも、一切その数学的な「証明」とかを、語ったことも解説したことも、論文に書いたこともない。嗤っちゃうくらいに、数学をやらない。いや、大学受験のとき、いっぱい高校数学をやったんじゃないか、と思うんだけど(だって、東大は5教科、全部やんないと入れないわけでしょ)、なぜか、こういった文系は、大学に入ってから、一切、数学を勉強しなくなるんだよね。
なんで、日本が衰退したのかって、日本を

  • 文系が支配してきた

から、でしょう。野口さんも言っていたけど、GAFAにしても、IT系の技術者に、ばか高い給料を払っているのは、逆なわけ。

  • ちゃんと、ITで「生産」している、そういったための勉強を大学院でしてきた、会社を支える技術をもった人たちに、それなりの給料を払っている

からなわけ。じゃあ、日本はどうかというと、逆。学閥によって、文系人脈が出来上がっていて、会社の上層部は、そういった人たちによって、固められている。日本のサッカー界が、田嶋を中心に支配されている姿を見れば分かるでしょう。どこの大企業もあんな形。
文系が、会社の経理を牛耳って、技術者に、いかに「安い」給料で働かせるかを、まるで自分の「功績」のように、競っている。
なんでか?
大学に、文系の学部、学科が多すぎるから、と言うしかないでしょ。
野口さんが言うように、東大でさえ、IT系の教授がいないくらいですから。もう、絶対無理でしょ。まず、東大から、文学部哲学科と社会学科を無くして、それを全部、IT系の先生にしましょう。
そのためには、まず、宮台を大学教授から引き摺り落としましょう。

追記:
文系の経済学科にしても、社会学科にしても、やっていることは、初歩的な線形代数と、統計学。だったら、まず、徹底した大学数学とITのスキルを身につけてもらって、

  • 当たり前のように、さまざまなシュミレーション系のITプログラミングができる

人材になってもらって、

  • 国の、さまざまなシステム設計を提案できるレベルのエンジニア

になってもらって、それから、人文系の「幾つか」の課題に取り組んでもらうでも、十分間に合うんじゃないですかね?
あのさ。
宮台真司って、あの寺脇と組んで、

をたくらんだ、重罪人だったことを、みんな忘れちゃったのかな? こいつがやりたかったことは、なんとかして、「エリート教育を覗いて」日本国民を「読み書きそろばんレベル」の、低劣な学力レベルに落として、

  • 国家が支配しやすい奴隷に変える

ことを目指した人間なんだけど? なんで、こんな悪魔の話を、みんな、ありがたがって聞いているの?