テレビシリーズ前に裕太は六花に告白したのか?

テレビシリーズの確か、第一話で、六花は記憶をなくしている裕太に「本当に覚えていないのか?」といったような、少し意味深な問い掛けをしている。これについて、多くの人が

  • おそらく、裕太は、記憶喪失になる前に、六花に「告白」したんじゃないか?

と推測されている。
ただ、そうだとすると少し疑問がないわけではない。
というのは、どうも裕太は、その「告白」したことを覚えていないように思われるからだ。
確か、テレビシリーズで、裕太と六花は同じクラスだったが、そこまで仲はよくなかった、といった記述がされていたように思う。つまり、それまで、ほとんど会話もしたことがない。つまり、内海と裕太は昔からのマブダチだが、六花は同じクラスの「知っている程度の人」くらいだったはずなのだ。
そして、劇場版の最初で、裕太は内海に「六花に告白しようと思っている」ことを話す。もちろん、ここに至る間には、裕太は、テレビシリーズの間に、つまり、自分が記憶喪失だった間に起きていた事件を二人から聞いていることになるので、情況は変わっているわけだが、明らかに自分が以前に六花に告白していたかもしれない、という素振りは見えない。
おそらく、以前から六花を好きだったのだろう。でも、同じクラスでも、まったく親しくなかった。だから、親しくなりたいと思っていたし、告白したいとも、少しは思っていたのだろう。だから、自然に、六花に告白しようと「同じ道」を歩むことになった。
それにしても、なぜ、その間の記憶がないのだろう?

追記:
そもそも、テレビシリーズの最後でグリッドマンが、内海と六花にむかって、裕太は六花が好きだというのをばらす場面がある。だから、内海も六花も「遅すぎる」と言った関係になっている。対して、劇場版の最後六花が「自分は後から好きになったからそれで良かった」と言った意味は、当然、テレビシリーズの第一話の段階では、六花は裕太をなんとも思っていない。話したこともほとんどないのだから。じゃあ、いつくらいから意識するようになったのだろう?