あの「月火水木金土日」の歌

ラブライブアイマスが一同に会した「ビッグバン」だが、私も遅ればせながら、動画で見ている。
このライブを見て、人によってどう感じるのかは違うのだろう。しかし、私のような、ある時期から、

となった身としては、なんとも感慨深いものがある。
(私はこのブログのある昔の記事で、自分が「ラブライバー」だと宣言した記憶がある。その時、私はかなり考えた上で、そう書いた。つまり、そう宣言するということは、「コミットメント」することだから、そうとうな覚悟が必要だった。もちろん、今もそのことを後悔していない。)
私が当時、どういう気持ちでそう宣言したくなったのかは、もう、いいだろう。
ラブライブアイマスの関係は、ラブライブに先行してアイマスが存在した、という形だ。無印ラブライブの第1話で穂乃果が発見するのは、アライズというグループ、つまり「スクールアイドル」だった。つまり、最初からこの世界では、スクールアイドルはこの世界の「世界観」を構成するものとして導入されていて、ある意味で「閉じて」すらいた。
しかし他方において、無印ラブライブの最終回であり、ラブライブの全国大会の決勝は、

  • 全国のさまざまなスクールアイドル

が結集するという姿が描かれる。そして、そこにおいて、どういったスクールアイドルが結集したのかは詳しくは描かれない。この描かれ方を見たとき、ある意味で、今回のアイマスとの「合同ライブ」の未来は描けた、と言ってもいいと思っている。
私はその姿に、なんらかのラブライブ

  • 未来

を見ていた。ラブライブシリーズは「いずれ」ここに行く。そしてそれは

  • 必然

なんだ、と思っていた。
私がラブライブシリーズの「箱推し」という意味は、ラブライブシリーズのどのシリーズも悪いと思ったことがない、という意味だ。つまり、私はどのシリーズにも「コミットメント」しているという自認がある。どれかのシリーズは好きだけど、他は追っていない、というものが1つもない。
(確かに、ラブライブシリーズのアニメの脚本に対して多くの批判をこのブログで書いてきたが、そもそも、彼女たちのパフォーマンスを批判したことは一度もない。また、畑亜貴の作詞の1つとして批判したこともない)。
今回の二日間を通して、私が個人的に最も嬉しかったのは、

  • 蓮ノ空の<存在感>
  • リエラへの「認知」

が増えたな、と思えることだった。特に私が心配していたのは、蓮ノ空だった。まだ一年足らずだが、コンテンツの中心はスマホアプリでのストーリー配信となっている。この長大なストーリーをより多くの人が見てほしいと思ってきたわけだが、かなりマニアックなゲームとの抱き合わせとなっていて、どこまで広がっているんだろう、というのが心配だった。
私は個人的に日本人なら全員、ラブライブシリーズの最新アニメが放映される時間はテレビの前に正座して準備すべきと思っているし、大晦日の夜は、日本中の家族全員が、全員お茶の間に集まって一緒に、今回のビッグバン2デイズを見るべきと思っているw これは、日本人にとっての

  • 一般教養

なのであって、私たち日本人は「これ」を見て、人間を学ぶんだ。
今回のビッグバンでラブライブ側で特に人気が高くツイッターでも多く言及された曲が、

  • スリーズブーケの「holiday ∞ holiday」

だった。しかし、この曲は、デイワンのかなり最初の方の曲だった。これが、ここまで人気を獲得したのは、本当にうれしい。確かに、この曲はいい曲だし、もりあがる。特に、今回の件で、楡井希実が、とうとう全国区になったんだなと思うと、本当に応援してきてよかったな、と思う。
私たちはもっと、若い人が「がんばっている」のを応援すべきだと思っている。そういう意味でも、蓮ノ空やリエラは今が正念場だと思っている。次々に日本にも若い可能性が育ってきている。そういったものの「可能性」をいちはやく見つけだして、応援すべきだし、その可能性の芽をつむようなことをすべきじゃないのだ...。

追記:
最後まで見たけど、繚乱からコッキャンが最高だったな。