イラン戦

いやあ、日本が弱かった。
というより、イランのワントップ・ツーシャドーの5トップに対して、日本のバックスは、ラインを上げられなかった。それに対して、相手のバックスの3人にもつぶせないから、そこから前線に当てられる。
日本はなにがしたかったのか? 相手の中盤を省略する、というか、とにかく

  • 足元でボールをつながない

戦略、つまり、ずっとハイボールを蹴り続ける方式に、日本は「つきあう」ことしかできなかった。つまり、相手がハイボールをやろうとしても、日本は足元にこだわる、というのもなかった。
日本はなぜ、3バックにしなかったのか? 完全に板倉が穴になっていたが、その理由は、フィジカルで優れている相手の5トップと、一対一で対峙をさせられたから、であろう。つまり、明らかに調子の悪い板倉をサポートする守備に変更をできない。
いずれにしろ、イランの闘い方は、そもそも今大会でイラクが採用していた「戦術」だった。つまり、ずっとイランはそうやって戦ってきていたのに、日本には、それに対する「対策」がなにも見られなかった。
結局、森保はなにがやりたかったのだろう? イランは人口も若者も多い国で活気がある。そういった国に、どういった闘い方をしたいのかが見られない。
もしかしたら、森保は本当は「ボイコット」をやろうとしていたんじゃないか。つまり、伊東を帰らされたことに不満をもっていて、一切の試合の準備を選手全員と「拒否」していたんじゃないか。ただ、最終的に試合はやらざるをえなくなったので、試合だけはやったけど、一切の戦術を拒否した。
まあ、昔から日本は、「こういった闘い方」をしてくるチームに弱かった、というだけとも言えるんだよね...。

追記:
それにしても、なんでフォーメーションを変えないんだろう? ビルドアップが最後までできなかったけど、そもそも、鈴木というビルドアップができない選手を使っている時点で、始まる前から終わっていたんだろうね。