松本人志は多くの「証拠」を残してきた

今、松本人志週刊文春によって連日の追及を受けているが、そもそも彼は、自らの性の「だらしなさ」を、テレビや書籍などによって、さまざまに「自白」してきていたんだよね。
だから、彼に言わせれば、

  • 以前から、自分はそういった行為を「隠して」こなかった。なのに、なにを今さら、蒸し返されているんだ?

といった感じなのだろう。
例えば、以下の動画の中で、明石家さんまの「恋のから騒ぎ」という番組に松本人志が出演したときの映像が紹介されているが、これを見ると、ほとんど今起きている「献上システム」「女衒システム」を自白しているようにしか聞こえないんだよね。

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なんて言うかな。彼が自著の本に何を書いてきたのか? これを読めば、かなり性的に傍若無人に生きてきたんだろう、ということは容易に理解できるし、そもそも、彼が深夜の自分の番組で、自分が行っている合コンに対して、どういうことを語っていたのかを細かくたどれば、ほとんど今起きていることと同値だということが分かる。
そもそも、さ。吉本のNSCという、ダウンタウンが最初の出身とされている養成所だけど、以下の記事は2019年だよw つまり、この時まで、こんな滅茶苦茶なビジネスをやっていた会社なわけ。

死亡しても責任は一切負いません、賠償請求もできません――。所属芸人の多くと契約書を交わしていなかった吉本興業が、そんな規約を承諾する誓約書を提出するよう、芸人養成所「NSC」の合宿に参加を希望する研修生に求めていることがわかった。
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このNSCっていう養成所だけど、非常に悪質で、まず、そもそもここに参加する若手の人が、非常に高額の参加料を払わないといけない。あのさ。お金がないから働くのが若者なのに、ありえないような高額のお金を用意させる。頭がおかしいでしょ?
これだけを聞いただけで、普通の会社じゃないことは分かるわけでしょ? つい最近の、闇営業問題まで、ほとんど、世の中的な意味での会社の体裁をもっていない。完全にヤクザとツーカーの会社だった。
つまり、多くの人が勘違いしている。つい最近になって、なぜか、吉本が

の名目で、大量の「公共事業」を受注するようになった。そもそも、クール・ジャパンとは、漫画やアニメといったコンテンツ産業の海外での反応を意味していたはずなのに、そこに、まったく関係ない吉本が介入してきた。それによって、日本の漫画やアニメ産業に一切の補助金が入らないで、全部、吉本に流れた。つまり、ここに吉本と自民党と維新の会の「陰謀」が成立していた。言うまでもなく、憲法改正であって、この一点で、自民党と維新の会は、吉本芸人を

  • 世論誘導

で使えると判断して、「クール・ジャパン」の本来なら、日本の漫画やアニメのクリエーターを助けるためのお金が横取りされてしまった。
そもそも、吉本とは「ヤクザ」と同値の組織だったわけ。しかし、それだと、そうやって「公共事業」に食い込んでいったときに、世間の体裁が悪くなったということで、闇営業事件をきっかけに、会社のコンプライアンスに取り組んできた。
しかし、である。
そのトップである、松本人志は「聖域」だった。社長を含めて、会社の一切の偉い人たちが、そもそもダウンタウンのマネージャーだったから出世した、みたいな人しかいなかったので、誰も松本に意見できなかった。よって、松本の「蛮行」だけは、そういった2019年以降の吉本社内のコンプラ推進の中でも

な領域とされた。しかし、そもそもその彼が万博のアンバサダーを引き受けていたわけで、松本は週刊文春のかっこうの

  • 餌食

になった。そもそもよく分からないのだが、松本のファンって、松本が「ヤクザ」と変わらないことを理解した上で、その上で、彼のアンダーグラウンドな、サブカルチャー的なダークな側面を評価していたんじゃないのか? つまり、そういったファンが、今、こういった事態となっていることに

  • 驚いている

というのが信じられないのだw いや、彼なら今報道されていることくらいはやっていた、と思っていたんじゃないのか? なにが、彼の実像と違っていると言いたいんだろう...。