水原通訳と大谷選手の「謎」

この話、さ。まず、エビデンスとして、大谷名義の口座から振り込みが記録されている、というわけでしょ。なんで、そんな跡が残る方法を選択したのか、だよね。まず、ここが謎だよね。
次に、大谷がなんで直前まで知らなかったのか、でしょう。そんなことがあるのか。入金出金記録をチェックしていなかった、というのはどこまで通用するのか(アメリカの年末調整がいつか知らないけど、大谷ほど稼いでいる人間がそんなことがありうるのか)。
大谷は水原に車の運転など、身の回りのことをやってもらう関係で共同で管理する口座を与えていた、という話がある。普通に考えると、ここから支払った、ということになるのだろうが、そんな簡単に足がつくようなことをやるのかな。
大谷は今、大量のCMなどのスポンサーがいる。アメリカの州によっては、違法賭博の合法化が行われているといっても、違法な州では当然、問題になる。大谷が関与していれば、出場禁止などの措置を受ける。いや、当然、そういった契約は解約になるだろうが、そこで発生する莫大な損害がどれくらいになるのかは想像もつかない。
こうやって考えていくと、非常に「謎」が多い事件だ。大谷は記者会見ができるのか? ずっと、二人三脚で仕事をやってきて、今、完全に水原は解雇されている。今のところ、水原は大谷擁護の発言を行っているが、窃盗罪となると、かなり重い懲役刑となる。当然、これから弁護士もつくことになるわけで、大谷は水原にどんな弱味を握られているか分からないわけで、大谷はなにもかもを正直に話せる状態なのかは疑わしい。水原の「自白」によっては、もっと悲惨な結末に終わりかねない。
この事件はマシュー・ボイヤーという違法ブックメーカーの家宅捜索で発見された。つまり、入金記録を確認したら、大谷の名前が出てきたので、不思議と思われ、ボイヤーの交流を調べたけど、大谷との接触はないようだ。そこで、通訳の水原が捜査線に出てきた。

同紙が「なぜボウヤー氏は6桁以下(1500万円、エンゼルス時代の水原氏の年俸は8万5000ドル=約1280万円)の通訳者にそんなに賭けをクレジット(後払い)で認めたのか?」と質問するとバス氏は「彼は大谷の親友だったからだ」と答えた。
大谷のエンゼルス時代2023年の年俸は3000万ドル(約45億3000万円)あり、水原氏が、単なる通訳ではなく、運転手やトレーニングパートナーを務めるなど、公私共に付き合いの深い大谷の親友だったため、その大谷の経済力を見込んで、いくら借金が膨らんでも賭けをやらせ続けたようだ。
「水原元通訳は病的なギャンブラーだった」渦中の違法ブックメーカー代理人弁護士が証言…借金が6億8000万円に膨らむまで賭けさせたのは「大谷翔平の親友だったから」(RONSPO) - Yahoo!ニュース

普通に考えて、たんなる通訳にここまで「巨額貸し付け」を認めた理由が重要になるけど、身も蓋もない回答だね。違法賭博の胴元がこう言っているんなら、最初から大谷が「狙われていた」ことは明らかなわけだ。
しかし、このマシュー・ボイヤーの罪状はその他にも、マネーロンダリングなどいろいろあるみたいだし、そんなに簡単に終わるのかは疑問だね...。

追記(2024/03/25)∶
いろいろあんのかもしれないけど、大谷のドジャーズとの契約、10年で1千億円だからねw 大谷にとっては、はした金。それを明日、どう話すかだね。