ボリュームゾーンを取りにこないアメリカの民主党

今回のアメリカの大統領選挙を見ていると、ここのところの、アニメ業界やビデオゲーム業界におけるDEI論争がそのまま反映されているように思われる。

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DEIの中心を占める

  • LGBTQ

は、そもそもフェミニズム理論から現れた。そしてその名前が示しているように、フェミニストには最初から

  • 敵(てき)

がいた。それは、「絶対的」な意味での敵で、これは相対的に語られるものではなかった。それが、

  • 男(おとこ)

だ。上野千鶴子の発言を見ても、男の絶対的な「敵」性は自明と言ってもいいもので、彼女らはそもそも、最初から男と「共闘できない」という関係にある。そう。ここのことろ問題となっている、アサクリシャドウズを作っているUBIソフトは、

  • 女性またはノンバイナリー

だけしか所属できないw もちろん、過去のUBIソフトの名作、アサクリシリーズなどは男性が作っていたのだが、今。UBIソフトに男性のいる場所はない。私たち日本のゲームユーザにとって、大きな違和感は、このUBIソフトの態度だった。彼らはまるで官僚制のように、日本のユーザーからの質問に一切、答えない。その代わりに、日本のユーザを最初から

  • 差別主義者

だとして糾弾してきた。この、まったく対話を拒否する彼らの態度は、そもそもなにを考えているのかが分からず、怖かった。
しかし、少しずつ分かってきたのが、これが「フェミニスト」が男性に対して常に示している態度なのだ。フェミニストは常に男性を警戒している。それだけじゃない。たとえ、なにがあっても男性と共通行動を行わないのだ。フェミニストの女性は、バイナリーな男性と「共闘している」と受け取られると、フェミニスト集団から

わけだw だから、男性の前では、ぶっようずらをしている。
もうおわかりだろう。
なにが、アメリカの大統領選で起きていたかが。
カマラ・ハリスであり、民主党は奇妙だった。なぜなら、彼らは選挙に勝つために絶対に必要なはずの

にまったく、興味がないかのように、訴えようとする態度を一切示さなかったからだw
意味不明だろうw
誰がどう考えても、民主党が勝つためには、アメリカの選挙人である「男性の(若年)労働者」の票が必要だったはずだろう。しかし、フェミニストは、それができないのだ。彼女たちは常に男を「敵」として、罵倒し続けているから、急に、男性に「おもねる」ことができないのだw
しかし、ね。
できないというのは、それが「アイデンティティ」だからだろう。つまに、「それ」がまさに<私>だから、それに嘘をつけないわけである。しかし、今は「選挙」だ。金持ちのトランプが、ほんとは心にも思っていないのに、貧しい労働者に「仲間意識」を示しているのに対して、あまりにも、潔癖主義なわけでしょうw
そもそも、さ。ハリスが選ばれる前は、バイデンだったわけでしょうw なんでバイデンはトランプに勝ったのかって、男性でトランプより年上で、ウクライナとロシアの戦争を

  • 挑発

するような、「トランプなんか比べものにならない」くらいの<マッチョ>だというのを直観したからでしょ?
これが、民主党なんだよね。というか、民主党はもともと、労働者の政党だったんだけど、いつのまにか民主党が「大学の先生」に完全に占拠されていた。もう一人も労働者なんていなかった。それどころか、民主党

  • 労働者<男性>の敵(てき)

の政党にいつのまにかなっていた。今回の選挙で、アメリカの労働者が誰も投票していない。民主党に投票しているのは全員が

  • セレブ

  • 大学の先生

で、ようするに「お金持ち」w 民主党が<労働者の敵>に自らなっておいて、「なんで選挙に勝てないんだろう?」と悩んでいる姿ほど、痛快な姿はないだろう...。