今回のアメリカの大統領選挙を見ていると、ここのところの、アニメ業界やビデオゲーム業界におけるDEI論争がそのまま反映されているように思われる。
x.comこれは、リチャード・ローティらが昔から分析しており、アメリカ民主党の主体が、労働者と労働組合を主体で再配分を求める労働者党から、大学の教授達を中心とした文化左翼が民主党に浸透した事で、再配分を否定して、アイデンティティ・ポリティクスを求める文化左翼党に変化したという問題があります https://t.co/t95afH0goo
— kemofure (@kemohure) 2024年11月7日
DEIの中心を占める
- LGBTQ
は、そもそもフェミニズム理論から現れた。そしてその名前が示しているように、フェミニストには最初から
- 敵(てき)
がいた。それは、「絶対的」な意味での敵で、これは相対的に語られるものではなかった。それが、
- 男(おとこ)
だ。上野千鶴子の発言を見ても、男の絶対的な「敵」性は自明と言ってもいいもので、彼女らはそもそも、最初から男と「共闘できない」という関係にある。そう。ここのことろ問題となっている、アサクリシャドウズを作っているUBIソフトは、
- 女性またはノンバイナリー
だけしか所属できないw もちろん、過去のUBIソフトの名作、アサクリシリーズなどは男性が作っていたのだが、今。UBIソフトに男性のいる場所はない。私たち日本のゲームユーザにとって、大きな違和感は、このUBIソフトの態度だった。彼らはまるで官僚制のように、日本のユーザーからの質問に一切、答えない。その代わりに、日本のユーザを最初から
- 差別主義者
だとして糾弾してきた。この、まったく対話を拒否する彼らの態度は、そもそもなにを考えているのかが分からず、怖かった。
しかし、少しずつ分かってきたのが、これが「フェミニスト」が男性に対して常に示している態度なのだ。フェミニストは常に男性を警戒している。それだけじゃない。たとえ、なにがあっても男性と共通行動を行わないのだ。フェミニストの女性は、バイナリーな男性と「共闘している」と受け取られると、フェミニスト集団から
- はぶられる
わけだw だから、男性の前では、ぶっようずらをしている。
もうおわかりだろう。
なにが、アメリカの大統領選で起きていたかが。
カマラ・ハリスであり、民主党は奇妙だった。なぜなら、彼らは選挙に勝つために絶対に必要なはずの
にまったく、興味がないかのように、訴えようとする態度を一切示さなかったからだw
意味不明だろうw
誰がどう考えても、民主党が勝つためには、アメリカの選挙人である「男性の(若年)労働者」の票が必要だったはずだろう。しかし、フェミニストは、それができないのだ。彼女たちは常に男を「敵」として、罵倒し続けているから、急に、男性に「おもねる」ことができないのだw
しかし、ね。
できないというのは、それが「アイデンティティ」だからだろう。つまに、「それ」がまさに<私>だから、それに嘘をつけないわけである。しかし、今は「選挙」だ。金持ちのトランプが、ほんとは心にも思っていないのに、貧しい労働者に「仲間意識」を示しているのに対して、あまりにも、潔癖主義なわけでしょうw
そもそも、さ。ハリスが選ばれる前は、バイデンだったわけでしょうw なんでバイデンはトランプに勝ったのかって、男性でトランプより年上で、ウクライナとロシアの戦争を
- 挑発
するような、「トランプなんか比べものにならない」くらいの<マッチョ>だというのを直観したからでしょ?
これが、民主党なんだよね。というか、民主党はもともと、労働者の政党だったんだけど、いつのまにか民主党が「大学の先生」に完全に占拠されていた。もう一人も労働者なんていなかった。それどころか、民主党が
- 労働者<男性>の敵(てき)
の政党にいつのまにかなっていた。今回の選挙で、アメリカの労働者が誰も投票していない。民主党に投票しているのは全員が
- セレブ
か
- 大学の先生
で、ようするに「お金持ち」w 民主党が<労働者の敵>に自らなっておいて、「なんで選挙に勝てないんだろう?」と悩んでいる姿ほど、痛快な姿はないだろう...。