モンハンワイルズについて、あなたはプレイするべきなんじゃないかと言われたとき、大事なことはなんなのか、なんですね。それは、
- メーカーが「保証」している条件を今、満たしているか?
になります。これは「商品」です。ですから、メーカーが保証している品質を満たすことはメーカーの義務です。しかし、今の段階でそこに至っていないことが、ニュース記事で報道されているのにもかかわらず、カプコン自体がそれに対して、なんのアナウンスもしていません。
たんにゲームができるかどうかとか、ストーリーを早く知りたいとか、モンハンの過去からの疑問がこのストーリーで解決したらうれしいとか、そういった「マニア」に対して言っているんではありません。そうじゃなくて、これは「商品」なんだから、その商品に対してメーカーが「保証」した品質は満たしてくれなければ、ゲームをしちゃダメですよ。
上記の動画の方は、すでにこのゲームを最高品質で遊ぶために、それに対応したディスプレイを買っている。しかし、その品質を満たすGPUを高いお金を使って買ったしても、解像度、FPSに到達しないことが、すでに、ネットメディアから報道されている。報道されているというのに、なぜか、カプコンからそれに対する説明がない。
(こういった高スペックの要件だけじゃない。STEAM版と、PS5初期版(PS5は時期によって、ちょくちょく、型番が変わっていて、当然、細かいところで中身も変わっている)で大量のクラッシュが起きているのも、同じ「重い」ことから来る原因だろうとすら言われている。)
ようするに、
- 未完成品
ということです。完成していない。これについては、ネット上では「年度対応」と揶揄されていますがw、実際、この後、大量の修正パッチが「予定」されているだけでなく、大型のDLCがあるとさえ言われている。つまり、こういった
- 商法
なわけね。これは近年のAAAタイトルで多くみられるもので、発売当初に大量のバグがあることを前提で売っておいて、後から修正パッチをリリースする。というか、そもそも、最初のリリースで、中身がすっからかん。後から、そこをDLCで埋める。いや。なんですねにお金を払っているのに、未完成なものを買わされて、さらに後から、DLCにお金を払わなきゃいけないのかがさっぱり分からない。
噂では、開発エンジンを自社の独自のものでやっていて、汎用のものを使っていない。使わない理由はお金がかかるのをけっちたのか知らないけど、いずれにしろ、その性能が悪い。そもそも、カプコンにこっちの方面についての、業界の評価が低いという話もある。市場は、そういった業界スタンダードの汎用エンジンを使うなら、「一定の品質」を見積って、同じようなレベルの製品が市場にでてくるだろうと推測することができるけど、そこが違ってくるとなると、そのレベルでのカプコンという会社の「レベル」を評価されてしまう。
結論は、
- まだモンハンワイルズを買わない方がいい
となるでしょう。ちゃんとした製品になったと、世間が認めない限り買わない方がいい。そして、世間も絶対にこういった「未完成品」を<良い作品>ともちあげない方がいい。大事なことは、メーカーに、最初に約束した「品質」を担保させることと求める、という態度であることを忘れてはいけない。これをやめて、たんに「おもねって」お世辞ばかり言っていると、メーカーもあまえて、いつまでたっても、こういった、あってはならない「欠陥」でお金儲けを始める。
追記:
ちょっと私が不思議だったのが、STEAM版でベータテストでは、さくさくと動いていたと言っていた人がリリース版でクラッシュが頻発していると言っている人がいて、そんなミスを、こんな重要な作品でするのかな、と疑問に思っていたわけだが。だって、そんなことが起きたらベータテストの意味がないでしょ。ベータテストのときから、おかしかったならまだしもw
なるほどね。チート対策ツールの分もリソースをくわれているんだけど、そこのバッファの見積りをちゃんとやっていない可能性がある、と。ていうか、さ。チート対策なんかが必要なようがゲームって、やる意味があるのかなw 本末転倒だろ。そこまでして、ネット対戦的な要素がいるんですかね。オンラインゲームって、私からすると、その存在自体が馬鹿馬鹿しいとしか思えないところがあるんだよね...。
追記2:
STEAMは1時間の返品機能がある。しかし、ワイルズは最初はム-ビだけで、軽いからサクサク進むんだけど、後から戦闘になって、重くて動かなくて、返品したくても、もう1時間が過ぎている。一種の詐欺だよね。