SWITCH2を買って、ダウンロード版のゲームで、とりあえず一つ買おうということで、「ひみつ展」を買ったのだが、正直、まったくやる気がなかった。まあ、おもしろそうじゃないから。
ただ、思ったのが、任天堂って基本的に今までも、ハードのスペックの話って、ほとんど公式でアナウンスしていない。つまり、一般のライトユーザーが聞いても分からないことを話すことに、つまり、なにを言っているか分からないという顔をされることを、極端に嫌っている。つまり、「そういうこと」をやった時点で、多くのユーザーが離れるわけで、なるべく多くのユーザーを置き去りにするようなアナウンスメントをやらないようにしている、というのが分かる。まあ、「おもちゃ」ですから。
しかし、さすがに現代のゲーム機は、こういった話題を避けられないところがあって、だとするなら、任天堂なりのやり方で、この辺りの事情を
- カバー
しないと、どんどんユーザーと開発者で乖離が起きてしまう。
結局、このゲームソフトウェアは、かなりマニアックなハード寄りの話をしている。もちろん、こういったことを知らなくても遊べるようにしているんだろうけど、いろいろと、一回、説明をしておいた方がよい知識が、かなり広く語られている。
ただ、ミニゲームはあるとして、基本的にやっていることは、4択のクイズだ。クイズだから、まあ、偶然でも当たればクリアということになる。
ここで、一つ疑問があるだろう。わたしは「クリア」と書いたが、他方で、このゲームをクリアするには、さまざまな周辺機器がそろっていないとできない。私は、4Kテレビをもっていないし、SWITCH2につけるカメラもないし、マリカのハンドルもない。じゃあ、どうしてクリアしたと言っているかというと、なんか、隠しコマンドみたいなのが用意されていて、それで、「とりあえず」のクリアができる、ということだ(この隠しコマンド自体は、ゲーム内のMPCが自分で語ってくれる)。
つまり、私がやったのは、この隠しコマンドを使った上での、クイズに全問正解したのと(もちろん、間違えたときは、何度もチャレンジできる)、すべての忘れ物をすべて拾って、インフォメーションセンターにもっていくことだ。
だから、今見返すと、ゲームのコイン集めとか、その他のイベントみたいなのは、全部はやってなかった。
まあ、それはいいんだけど、じゃあ、このゲームをやって、私が特に興味があったのは、言うまでえもなく、ゲームカードの転送速度についてだ。ゲーム内では、SWITCH1版の4倍と言ってたかな。対して、microSDExpressカードは、以前のSDカードより10倍って言ってたかな。ちょっと、ちゃんと覚えていないけど、少なくとも、ゲームカードの何倍か早いと言っていた。つまり、どうも、ゲームカードそのものは、microSDExpressカードということではないのかもしれない。ただ、ゲームカードについては、各開発メーカーが、ソフトウェアとして、いろいろ認証などをやっている場合があるので、「もっと遅くなるケースもある」みたいなことを言ってたかな。まあ、この点で、推測通りなのだが。
(もしも、4倍と10倍なら、無茶苦茶違うというわけでもない。switch1のゲームカードがSDカードのなかで優秀なものだったから、ということなのだとしたら、switch2のゲームカードがmicroSDExpressカードなのかもしれない。ただ、switch2エディションは、switch1でも動作しますからね。いずれにしろ、近い技術でやっているんでしょうね。)