任天堂のニンダイである、Indie Worldは、インディゲームのSWITCH1/SWITCH2での発売予定のゲームを紹介する配信だが、インディゲームだとしても、任天堂で発売されるとなると、視聴回数がとんでもないことになる。
まず、見て気づくことが、ようするに、インディゲームとは「steamですでに発売されている」ゲームのことだ。steamで発売されて、すでに人気が確定したゲームばかりが並んでいる。コンソールゲーム機とは、そういった位置づけのゲーム機になってしまった、ということなのだろう。
次に気になったのは、そのジャンルだ。紹介されたゲームの前半に並んでいたのは、いわゆる
- スローライフゲーム
だ。サンドボックス系にも近いそれだが、気になるのは、その「仕様」が、集まれ動物の森に、そっくりとまで言いたくなるような形になっていることだ。ようするに、
- リスペクト
というやつで、あつ森の引越し版とか、あつ森の日本の田舎版とか、
- あつ森を「よりニッチ」な題材に応用する
といったゲームが近年、やたらと多く発売されるようになってきた印象がある。
それもそのはずで、あつ森はモンスターゲームだ。世界販売では、マリカ8がトップの売上だが、日本国内に限ると、あつ森がトップになる。というか、あつ森は明らかに、日本人に向けて作られている。日本の季節イベントがてんこもりだ。
カービィのエアライダーを作った桜井さんが「これって、マリカでいいですよね」と言って、エアライダーを作らなくていいんじゃないかと皮肉ったが、そういった意味では、インディワールドで紹介された、そういったスローライフゲームは、明らかに、あつ森のパクリで、「これって、あつ森でいいですよね」で終わってしまうような作品だ。
結局、ライブサービスゲーム的な作品は、ストーリーは一瞬で終わって、それ以降の「やりこみ要素」をずっと遊んでいるようなところがある。あつ森は時間が実際の時計に固定されていて、ということは少なくとも、一年は遊ばないと季節イベントを体験できない。なかには、SWITCHの時間を変更してイベントを楽しむ猛者もいるが、そういったのはようするに、ユーチューバーで視聴者の関心をひくために「やってみた」的な感じのもので、それをやったがゆえに起きるかもしれない、さまざまなトラブルについては、あっても別に語られない、というわけだ。
当たり前だが、あつ森というライブサービスゲームが存在している状態で、別のライブサービスゲームが現れれば、競走相手になる。可処分時間の奪い合いだ。そう考えて上記で紹介された、インディワールドのスローライフゲームは、
- ダウンロード版オンリー
となっている。このインディワールドで紹介されたゲームの中にも数本はパッケージ版の発売が発表されているのに、配信だけのものが半分以上はそうだ。これは、確かに、インディゲームにおいてはよく見られる現象だ。
当たり前だが、steamのゲームは全てダウンロード版だけだ。それは、そもそもプラットフォームがwindows11であれば、どこでも遊べるとなっているわけで、さらに、steam deckを代表として、linuxでも動作させていたりと、プラットフォームの多様化をやっていることを考えると、ダウンロード版オンリーとなっていったことは、分からなくはない。
対して、任天堂のキーカードは、いわば、
- 中古で売り買いできる「コードインボックス」
といった性質のものだ。ただ、私がいろいろと中古ショップで見ている印象としては、キーカードは全般的に「安い」印象がある。もちろん、今後、人気作がキーカードで売られ、そういったものは高値がつくのかもしれないが、全般的には安く買い取られているんじゃないか、といった疑いがある。
前回も紹介したが、バイオ新作のPS5版のパッケージ版は確かにゲーム全体がディスクにおさまっているが、テクスチャのほとんどが、劣化した、品質の悪いものに変えられていう、といったことが調べられているようだ。全部をディスクにおさめるために、容量を節約する必要が発生して、こういったユーザーをだますような「対策」が行われている、ということだろう。
フォトリアル系のゲームは莫大なゲーム容量となるものが多く、ほとんどすべてのゲームが実際には、パッケージ版には入らない。その代わりに行われているのが、
- オンライン時のday-1必須パッチ
だ。ゲームをオフラインの場合はディスクの中身で実行できるが、オンラインの場合は必ず一度、パッチをあててからでないと、ゲームの実行すらできなくなっている。
これをさらに悪質にしたのが、SWITCH2で見られた、
- オンラインでの、day-1パッチの必須化
だ。せっかくパッケージ版で買ったのに、オフラインで遊べないように操作される。必ず、ゲームを開始する最初に、ネットにつなげて、オンライン認証を受けないといけない。
私が調べた感じでは、SWITCH2ではオンラインアップデートを一度でも行ったマシンでは、これが、いくつかのゲームでは起きていると判断している。ただし、「完全オフライン」で遊んでいるハードでは、少なくともこの現象は見られない。
このバイオ新作は、カプコンは「スライド式」で作っているから、どのハードで遊んでも同じ体験になると言っている。しかし、ネット上では、しつこく、各ハードでの「比較」が行われている。それを見ると、明らかに、
- アップスケーラー
による解像度を高くするソフトウェアの「動作」に依存する品質となっている。SWITCH2とPS5Proは最新とアップスケーラーを使っているから、確かに、画像はきれいだが、それでも、一部で明らかな、
- 品質の劣化
が起きている。よく言われるのが、
- 髪の毛がガビガビ
- 主人公の女の顔が怖い
だ。前者については、SWITCH2はアップスケーラーと相性が悪く、うまくいってない。ただ、最新のPS5Proは「この新作バイオのため」に、どうもアップスケーラーをアップデートしたみたいで、それだと、比較的にうまくできている、という話らしい。ようするに、この新作バイオのためだけに、アップスケーラーを新作バイオの髪の毛ガビガビを対策するためだけに、アップスケーラーをなんとかした、ということらしいw ちなみに、PS5は古いままだw
このことがなにを意味しているかというと、どうも、
- PCの最強ハード
の場合は、この両方が「きれい」になるということらしい。つまり、「スライド式」とは、なんのことはない、「PCの最強ハード」でやっと
- 最低の品質
になるものを作って、あとは「劣化版」だと言っているわけだw
だとするなら、だ。
この新作バイオを、カプコンはユーザーに「最強PC」で遊べ、と言っているのだ。そうじゃないと、最低品質に届かない。劣化版でいい人は、安いハードで遊べ、と。でも、品質は保証しない、と。
こう言われて、あなたは最強ハードで遊ばない選択をしますか? 私はそもそもバイオに興味がないので、買わないし、好きなユーチューバーが実況配信をやってたので、それを見るくらいですましているが、いずれにしろ、こういったタイプのゲームは、もう、ゲームデータの容量が天上を越えてしまっているから、もう、全部をパッケージ版に入れるというのは、メーカーが
- あきらめている
ということなのだ。
そこで、だ。
ダウンロード版でしか、「最低品質」のゲームを遊べなくなった今、そもそもビデオゲームという「趣味」に、どこまで魅力を感じられるのかが難しくなってきている、という印象を受ける。
ダウンロード版は当たり前だが、いつでも配信停止になる。つまり、配信が停止された時点で、少なくともゲームをダウンロードしていなかったら、遊べない。もっと言えば、オンラインゲームはなら、少なくともオンライン機能を使う部分は遊べない。しかし、最近のゲームは悪質で、オンラインで認証できなかったら、ゲームを起動すらさせないものまで増えている。つまり、サービス停止イコール、ゲームが遊べない、だ。
そうなると、これだけライブサービスゲームが増えている現状で、発売と同時にリアルタイムでゲームを遊べる本数自体が少なくなっていながら、メーカー保証期間が切れたら遊べなくなるという
- 「積みゲー」不可能
なゲームが増えてくると、ゲームを買っても一生遊ばないまま、サ終となるものが増えていく、という結論になるだろう。ゲームを大量に買うということは、大量に「積みゲー」にする、ということだ。「積みゲー」にしても、将来、遊べるなら、先に買っておくことには意味があるだろう。しかし、そうじゃないなら、買うことは無駄になる。
だったら、もうビデオゲームを買うのをやめよう。そうなるんじゃないか?
さきほど、あつ森ライクなインディゲームが、SWITCHではダウンロード版オンリーになっていることを紹介した。このことは、深読みするなら、任天堂が
- あつ森との<競合>
を嫌がって、ダウンロード版程度のおさめた、とも解釈できないか? 今、SWITCHは、原神などの多くのスマホゲーが遊べない。また、SWITCH2にいたっては、ユーチューブすら見れない。対して、PS5はそのどちらもやれる。しかし、PS5の売上ランキングあ、中華スマホゲーに席巻されている。つまり、誰も無料ゲーム以外をやってない。みんな、一日中、原神などの中華スマホゲーをやって、ゲームを買わない。対して、SWITCHはちゃんと、あつ森などの任天堂ゲームが遊ばれていて、売上ランキングも上位になっている。
明らかに、SWITCHは任天堂ゲームが遊ばれるように、「競合ゲーム」が入れ替わられないようにコントロールされている印象を受ける。
一見すると、PS5はSWITCH2に対抗するゲーム機のように見えるが、実際はPS5の売上ランキング上位は、中華スマホゲーだ。つまり、みんな中華スマホゲーしか遊んでいない。お金も中華スマホゲーの課金アイテムを買うことにしか使っていない。しかし、ソニーにとって、
- 中華スマホゲーの課金アイテムの売上の3割をテラ銭として奪える
のだから、他のゲームが一切売れなくても、儲かっているわけだ。
PS5とは、もう、そういったゲーム機なのだ。
こういった状況で、どこまで任天堂がSWITCHの独自戦略を維持できるのか。自社のIPブランドを守れるのか。インディゲームのほとんどが、任天堂ゲームのパクリであることは明らかだ。明らかにアイデアを盗まれたゲームをSWITCHで売り出せば、いずれ、任天堂のゲームは売れなくなる。真似の方が、お金がかからないし、安上がりで売れるから。そうすると、いずれ訪れるのが
- SWITCHのPS5化
だ。まあ、少なくともこうなっていない間は、SWITCHを応援したい、という気持ちが私にはある、というだけなのだが...。