パソコンでビデオゲームを遊んではならない

ここのところ話題になっている、スマホゲーム「勝利の女神:NIKKE」のPC版のPCランチャーを起動するとマルウェアに感染する件だが、そもそも私が中華スマホゲーを完全無視レベルで、まったくやらないので注目していなかったのだが、かなり深刻な事態であることはその経緯を見ると分かる。
9月27日に外部ドメインが第三者によってのっとられる。10月30日から改ざんされたスクリプトによって、不正プログラムがユーザーのパソコンに配布される。11月4日以降、運営チームが発見し対策を始める。
この事件の怖いところは、このPCランチャーは

  • 実行時に管理者権限を要求される

というところだ。そして、こういった動きをするビデオゲームのランチャーは増えているんだそうだ。なぜこんなことになっているかというと、一つの大きな理由は、

  • チート対策

だ。より上の権限からチート行為を防ぐために、こういった実装をやっているものが増えている。
しかし、である。
この動きは非常に危険である。なぜなら、管理者権限にOKをする(管理者のパスワードを入力する)ということは、一時的であれなんであれ、そのツールに管理者の権限を与えているからだ。つまり、linuxであれば、root権限が、ただのツールに与えられているのと同じとなる。
つまり、である。
それ以降、このOSで、なにが起きても不思議じゃないのだ。
なんでもできる。たんに、ウイルスファイルが見つかったら除去とか、そんなレベルじゃないのだ。なにをされていてもおかしくないし、その全貌が死ぬまで見つからなかったとしても、少しも不思議じゃない。なぜなら、

  • 管理者

として相手が行っているからだ。その立場においては、ほんとうの意味で相手の行為の全貌を知ることは難しいかもしれないと思った方がいい。それくらいに、管理者は絶対的な権限だ。
一番いいのは、OSのクリーンインストールだ。そもそも、vmwareなどの仮想OSを使った方がいい。そうすれば、仮想OSの削除は容易だからだが、正直それでほんとうに、あらゆることが安全なのかは私は知らない。
というか、

  • あってはならない

事態に近い。そもそも、なんで、ただのゲームを遊びたいがために管理者権限が必要なのか? そう思って調べてみると、steamでさえ、いろいろな場面で管理者権限を要求されるらしい。
そこまでして、ゲームを遊ぶのはどうかしているよ。