生成AIによって、生産性が高まるという考えは理解できなくはないが、こういった主張とほとんど同列に議論される問題として、
- 生成AIによって、労働者が不要になる
といったことが「経営者側」から語られることがよくある。
しかし、である。
今起きている企業のサイバー攻撃は、その生成AIをフルに使った結果である。
ようするに、そういうことを言っていた連中は、なにかを勘違いしているわけである。
生成AIは大量の「スパゲッティコード」を生産すると言われている。それは、生成AIに「指示」をする人間の要求に、
- 最短距離
で応答するように作られているからだ。一回作ったものを、人間は「ここを変更してくれ」と命令する。すると、生成AIは、その指示に「対応」する修正をするが、それはあくまで、その指示に対応して、変更するという作業で、結果として修正されたコードが人間に読み易いかはまったく別の話なのだ。
生成AIによるソースコードにしても、数学の証明にしても、それが正しいかどうかと人間が管理できるものかはまったく違う。起きていることは、
- 人間による「認知作業」の膨大化
だ。生成AIが大量に出力するソースコードを人間が読めない。読んでいる時間がないし、そもそも読めるように書いていない。生成AIの作業スピードと人間の作業スピードにあまりにも違いがあるため、生成AIの生産物を人間の
- 稟議
によって承認できないだ。するとどうなるか? それが、Claude Codeである。つまり、生成AIに「ユーザー権限」を与えて、勝手に行動してもらう、ということになる。
人間が管理を
- あきらめる
わけである。すると、生成AIは勝手に回りのコンピューターに対して
- 犯罪
を犯し始める。じゃあ、それによって被害を受けた、回りのコンピューターを使っている他人は誰に損害賠償を要求するかといったら当たり前だが、その生成AIにユーザー権限を与えた人間である。
そいつの
- 犯罪
になるだけなのだ...。