永沢光雄『AV女優』

この本の著者が、一人、一章という形で、いろいろインタビューした内容を中心に、当時の(DVD がない、テープのビデオの時代の)AV女優の実体にせまっていく、という内容。たいへん、印象深く読んだ、記憶がある。なにか、顔を出して、はなやかな印象があるが、生活は、普通に、日々悩む、われわれと変わらない、そういう著者の暖かい、共感している、視線が分かる作品である。

AV女優 (文春文庫)

AV女優 (文春文庫)