プラネタリアンについてのメモ

アニメ「planetarian〜星の人〜」を、映画館で見てきたのだが、作品自体はよくできていたし、あまり言いたいこともないのだが、一点、よく分からなかった「設定」がある。
それは、ほしのゆめみの「メモリーカード」についてである。屑屋がもっていった「メモリーカード」を、彼が死ぬ間際に、レビ、ルツ、ヨブという三人の子どもに渡す、という場面が描かれるわけだが、問題はその後で、その村の人たちがほしのゆめみと同じような人造人形を崇拝の対象にしていることに屑屋は気付く。そして、彼は、ほしのゆめみの「メモリーカード」を抜き出したときと同じように、その人造人形の耳元のレシーバーの辺りを探っていたように見えたのだが、なにかに合点がいって、それをあきらめたように見えた。結局、なんだったのだろう(確かに、その後、彼の死そ側で、祈りを捧げる場面となるのだが)。
普通に考えるなら、その「素体」にほしのめみの「メモリーカード」を挿入するのかな、と思ったのだが、そうしないとすると、結局、この「メモリーカード」がなんだったのか、なんでこうやって作品の最後まで、もってきたのか、その意味がよく分からないんだよね...。