中小企業と極右政権

森友学園の件は、この幼稚園が子どもたちに対して行っていた、幼児虐待や幼児洗脳が問題にされることによって、たんに、政治家の金銭スキャンダルを超えて、安倍政権の

  • 信任問題

にまで発展しそうな勢いを見せている。
しかし、なぜこんなことになるのだろうと思って見ていると、一つだけはっきりしていることは、アパホテルにしてもそうだが、中小企業がどうやって生き残るのかを考えるときに、一番簡単な方法は、時の政権に「とりいって」、政治家からさまざまな便宜を受ければいい、ということが分かってくる。
ひるがえって、今の安倍政権は、基本的に「極右」だから、彼ら政権中枢に「気に入られよう」と思ったら、一番簡単な方法は、自らが

  • 極右になればいい

ということが分かるわけであろう。中小企業ははっきり言って、生き残るのに必死である。そのためなら、どんな非人格的なことでも行う。よく考えてほしい。今回の件でも、森友学園側は小学校の建設に、膨大なお金をちょろまかしてもらっている。そして、そもそもそんなことが可能だったのは、彼らが

  • 極右の仮面をかぶった

からであることは自明なわけだ。たとえ、どんなに借金がたまっても、安倍政権に気に入られれば、何億という裏金をもらえる。
そこで、私は気付いたのである。
なぜ石原元都知事に始まって、安倍政権になっても、まったく待機児童問題が解消しないのか。
ようするに、安倍政権は日本中に森友学園を作りたいのだ。だから、

  • 普通の託児所

を作ろうとする一切の日本のNGOを「邪魔」する。安倍政権は「負けたくない」のだ。もしも、普通の託児所や幼稚園を作ったら、安倍は「負けた」と思う。なぜなら、それは「極右託児所」ではないし「極右幼稚園」ではないから。つまり、そんなものを作ってしまった時点で、安倍は「負けた」と思うのだから、そりゃあ、待機児童ばかりになるわけであろうw
なぜ、森友学園は幼児虐待がエスカレートしたのか? それは、安倍政権の

  • 負けたくない

と同じ理屈だと思われる。少しでも、自分たち「極右勢力」が後退したと判断されるようなことを、絶対に世間に聞かれたくない。よって、必然的にその「皺寄せ」は、幼稚園児たちに向かう。幼稚園児を虐待することによって、

  • 我ら極右勢力は「連戦連勝」だ

と言い続けられる。そのために、一切の矛盾は幼稚園児を、「暴力で矯正する」ことに向かう。大人たちが「格好つけたい」と思ったら、幼児に「それ」を強制する。大人が自分が「世間に格好悪いと思われたくない」という一念が、

  • ああ、幼稚園児たちに「これ」をさせれば、自分が傷つかなくてすむ

というわけである。これが、日本の戦後の「皇国思想」の成れの果て、というわけである...。