テロリストJAPAN

さて。一日経って、なにか、状況がはっきりしてきた、というわけではないが、もう少し書いてみたい。

ただ、マリ戦、ウクライナ戦。この試合の期間と後において、選手たちとの信頼関係が多少薄れてきました。そして、今までの様々なことを総合的に評価して、この結論に至りました。
【会見全文|前編】ハリル電撃解任、衝撃人事に田嶋会長は「選手たちと監督の信頼関係が...」(SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース

まさか解任を伝えられるとは、というのもあり、彼は多少動揺し、怒りもありました。それは事実です。どうしてなのだと理由も含めて聞かれたのも事実です。ただ、あれもあった、これがあった、何があったと、そこで羅列するつもりはありませんでした。
事実として、(ハリルホジッチ監督に)契約を解除することを伝え、もちろん選手とのコミュニケーションが足りないことはお伝えしました。実際には総合的なことがあるのは事実ですが、辞めていただく方を傷つけるというよりは線を引くことが大事だと思い、そのような形で伝えました。彼は「満足出来ない、何でこの時期に解任するのか」とおっしゃっていましたが、私は彼にそれをしっかりと話し、少しでも日本が勝てるようにしたいからこの決断に至ったことを彼に伝えました。
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まず、今回の監督解任を決めた会長の田嶋は、解任の「理由」をハリルホジッチに伝えていない、と言っている。
つまり、どういうことか?
これは、まったく「話し合い」によって決めた、なんてものじゃない、ということなのだ。驚くべき「言い訳」であるw まず、マリ戦、ウクライナ戦は、たんなる「テスト・マッチ」である。つまり、本番のために、いろいろと「試す」ための「練習」でしかない。ここで、

  • 何か

を判断する、と言っていること自体が、何を言っているのか分からない。次に、「選手たちとの信頼関係が多少薄れて」って、馬鹿か。言うまでもなく、この選手選考の最後の段階で、今一歩のパフォーマスしか示せていない、過去の実績だけで選んでほしい選手が、この段階で「あせって」、すべてを監督の「手腕」のせいにすることは、いくらでも想定できる。自分が

  • 今のままでは選ばれないのではないか?

と「あせった」時点で、選ばれないくらいなら、その前に、監督の首を切り落として、「選ばない」監督「自体」を、レイオフすれば、自分が選ばれる可能性が

  • つながる

と考えることは自然ではないか?

日本協会はマリ戦の内容にかつてないほどの危機感を覚えた。団長で、今回監督に就任することになった西野技術委員長(当時)が、同じようにW杯へ危機感を抱いた選手から、聞き取り調査を行っていた。
チーム状況、監督の求心力、そして信頼。何より、縦に速い攻撃一辺倒の戦い方はどうなのか。その中で、主将の長谷部は、選手の総意として現体制では厳しいと伝えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00174954-nksports-socc

まず、この長谷部が「選手の総意」として「現体制では厳しい」と言ったのは

  • いつ

  • 選手の総意とは「誰」

なのかをはっきりさせろ(普通に解釈すれば、マリ戦、ウクライナ戦に召集された選手ということになるが、彼らは「レギュラー」ではないわけで、そうなれば、長谷部は一体、「誰」の意見を「選手の総意」などと捏造したのか、ということになるであろうw)。ここで、長谷部は監督自身が「幾つか変われば、受け入れられる」という意味で言ったのであれば、その場合に挙げた

  • 条件

をはっきりさせろ。そして、田嶋はその条件をハリルホジッチに伝えたのかどうかをはっきりさせろ。
もしも長谷部が、「どんなにハリルホジッチが変わろうとも」、現体制では厳しいと言ったのなら、これは

  • 選手による「ボイコット」

になるだろう。
しかし、監督解任が発表されてからの、今までの経緯から考えて、一つはっきりしていることは、上記で分析したように、会長の田嶋が、

  • 解任の理由はなんなのか

を、一度も、はっきりさせていないことだ。そもそも、代表監督は監督の給料も含めて、大きなお金の動く人事である。そういったものが、まったく「あいまい」な理由で、就任したり、辞任したりすることはありえない。つまり、じゃあ、田嶋はなぜそれを言わないのかと言えば、

  • 田嶋に<命令>した権力

の意向をくんでいるから、ということになる。つまり、状況証拠から

であり、「だから」絶対に理由を言わない。というか、だから理由を「言ってはならない」と、内輪で止められているから言わないのだw
はっきりしていることは、このW杯直前の、この時期になって、本田や香川といった、ビックマネーが動いている「広告塔」が、W杯に出られない、または、出ても、レギュラーになれない、といった可能性が

  • はっきりした

この時期になって、ビッグネームの選手と、スポンサーと電通

  • ぐる

になって、監督をつぶしに来たことだけは、間違いないであろう。
こうなったら、

  • 監督の解任を主張したビックネームの選手

の身元を、あらいざらい、さらけだして、彼ら「テロリスト」をまずは排除するという「けじめ」をやらなければ、絶対にW杯に出場させない、といった強い意志が、日本代表のサポーターには必要だろう。その上で、彼らがその「みそぎ」を行わないなら、

  • W杯のボイコット

を、なんとしても実現させなければならない。こういった「蛮行」を許している限り、何度でも繰り返し、その毒は何世代にも渡って、我々の次の世代を担う子どもたちを蝕んでいくのだ...。