アカウンタビリティを果たさない日本サッカー協会

ハリルホジッチの解任が発表されてから、いわゆる、スポーツ新聞に始まって、テレビのニュース番組、フリーのサッカージャーナリストと、ことごとく、日本サッカー協会の「権力」に阿り、おべっかを使った、

  • 従順

の姿勢、つまりは、御用マスコミが大手をふるって、ハリルを「狂ったおっさん」扱いをしているわけだがw、なんなんだろうね。この茶番劇は。
なにかが「おかしい」って、そもそも選手の代表の「キャプテン」である、長谷部自身がそう言っているわけなんですけどねw

解任発表を受けて主将・長谷部誠は「選手の責任、主将である自身の責任」を強調した。だが、1つ気になるやりとりがあった。田嶋会長は記者会見で「最終的にコミュニケーションや信頼関係の問題がマリ戦、ウクライナ戦のあとに出てきてしまった」と話している。
この話しぶりだと、3月のベルギー遠征後に一気に事態が変化したように聞こえる。だが、長谷部にベルギー遠征後に一気に動いたのか? という質問を投げかけてみると、返事はこうだった。「いや、そういうことでもないと思いますね。その部分というのは、まああんまりね、いろんな話せない、話せないといったらあれですけど、話さなくていいことはあると思うので」
歯切れは悪いがつまり、この解任の話は昨日今日始まったことではない、ということのようだ。この3年間で火種はくすぶっていた。それに着火したのがこのタイミングにすぎない、ということ自体は隠さない。
もちろん、取材しているものとしては思い当たる節は多くある。選手たちからの愚痴のような不満が、通常のチームよりも多く聞こえたのがハリルジャパンだったからだ。長谷部は、こう続けた。
「本当になんでこのタイミングなんだ、ってほんとに思われると思うんですよね、応援されているかたもみなさん(報道陣)もそうだと思うんですけど。僕はいろんな部分を見ているので、そこで考えると選手の責任は多いなと感じます」
色々と含ませながら、ことの輪郭だけを話すからもどかしい。いつか、時期が来たらその詳細も話してくれるのだろうか。
長谷部「話さなくていいことはある」監督交代劇について選手の反応は? - サッカー日本代表 - Number Web - ナンバー

ようするに言っていることは、

  • 「なぜ今なんだ」とは誰もが思うことだと思う
  • 選手の責任は多い
  • いろいろ話せないことがある

なわけで、まあ、いろいろと「綜合」して、田嶋、西野、一部の年配の「広告塔」の選手による

  • クーデター

であったことを、長谷部自身が認めている、ってわけでしょう。よくこれで、本大会に出場しようと思っているよね。一体、だれがこんな人たちを応援するんだろう。バッカみたい。
よく考えてみろよ。世界がどう日本を見ているのか、を。

サッカー日本代表ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の電撃解任について国内では賛否両論だが、海外では、「W杯出場に導いた監督にとんでもない仕打ち」(フランスの日刊紙『パリジャン』記者のドミニク・セベラック氏)といった見方が大勢を占めるようだ。
欧州のサッカー事情に詳しいスペイン在住カメラマンのムツ・カワモリ氏が解説する。
「特に問題視されているのは、解任理由の説明が明確でなかったことです。これまで欧州の人々が抱いていた"日本人は誠実"という印象の反動もあり、"もう誰も日本の監督なんて引き受けないだろう"といわれている」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180425-00000003-pseven-spo

まあ、そうだよね。「アカウンタビリティ」を果たせない時点で、もうこれ以降、世界の優秀な監督は日本代表を引き受けないであろう。もしも引き受けたとしたら、なんらかの「すねに傷をもつ」、スキャンダルを抱えた人くらい、ということw
日本がやったことは

  • とんでもない仕打ち

なわけよ。後にも先にも、世界中で日本が叩かれているのは

  • 解任理由の説明が明確でなかった

ことなわけよ。まともに説明のできない連中が、トップに就いてはいけないわけ。それは今の安倍政権と同様なわけで。今回の日本の振舞いによって、これから世界中で、日本人が仕事をすることが難しくなっていくことが予想される。それは、今回の振舞いで

  • 日本人は誠実

というのが

  • 嘘(うそ)

であったことを、満天下に知らしめたからなわけでしょう。これほど「恥(はず)かしい」ことはないよ。
あのさ。なんでハリルの解任が今だったのか? なんでこの時期になったのか? これほど日本のW杯での成績を落としめる「理不尽」な行動はないわけよ。つまりこれは

  • 責任問題

なんだよ! 言うまでもないけれど、この「今になってしまった」ことに対して、田嶋も西野も「当事者」なわけよ(しかも、驚くべきことに、田嶋はこの「選択」を技術委員会にかけてさえいなかった。これを「テロリズム」と言わずになんと言うんだろうねw)。つまり、最も「責任」が重いのが、この二人なわけよ。なのに、なんでハリルは解任で、この二人は、しらっと今の地位に安穏としているわけw なぜ、マスコミはこの二人の「責任問題」を糾弾しないの? だから、日本は馬鹿にされるんだよ。世界の笑い者にされるんだよ。こんな国だから。

1年前ならば、プランを修正(監督を解任)して、選手に合わせる判断も理解できなくはない。再びプランを構築する時間があるからだ。それは個人的な意見とは違うが、納得はできる。しかし、W杯の2カ月前まで来たら、もはやプランを守って不満を言う選手を切るしかない。おそらく、ハリルホジッチはメンバー発表でそれをやろうとしたはず。あの選手は23人から外れるだろうなと、個人的には予測もしていた。今となっては虚しいが。
「なぜ今なんだ!」とハリルホジッチは怒ったそうだ。本当に、なぜ今なんだろう。なぜ、サッカー協会で選挙が行われ、田嶋会長の再任が3月に決まった、その翌月なんだろう。もっと早くに解任していたら、新チームがうまくいかないとき、大批判が起きたとき、その決断の責任を田嶋会長が問われただろうか。それは選挙のリスクになっただろうか? 逆に今の解任ならば、ロシア大会が惨敗に終わっても、新監督を迎えて、1年半は任期の猶予がある。タイミングが良すぎるのは気がかりだ。
【コラム】ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差-LEGENDS STADIUM 最新サッカーニュース・公式動画配信中

ようするに、田嶋の「振舞い」は、今の安倍政権とまったく同じわけ。なんで今、ハリルを解任したのか? そんなの、サッカー協会の「選挙」が終わるまでは、動けなかったからに決まっているじゃないか! もしも、その前に解任したら、その「選択」が正しかったのかの「評価」がされるため、自らの「再任」のリスクが高まってしまう。今、安倍政権が、どんなに国会で無理筋の行動をしていても、直近に選挙がないから、放置しているのと、まったく同じ行動原理なわけ。
すべては選挙、すべては「権力」。
日本がW杯に勝てるのか、とか、日本の「未来」のためにW杯でより高レベルの戦いをすることが将来の日本のために必要だ、とか、そういった高い「理想」なんて、ひとかけらもない。ただただひたすら、「権力」。どうせ、次の「選挙」はずっと後なのだから、それまでの間に、時間をかけてマスコミに「忖度」を強制させて、言論弾圧をしていけば、

  • 選挙までには間に合う

とか、それくらいしか考えていない。アカウンタビリティのまともにできないゴミ屑は、さっさと、滅びろ...。