冷静な日本のBTSファン

いろいろと最近は、あわただしく事件が過ぎていくので、最初は少し、それらを振り返るようなことから書き始めてみたい。

豊洲市場移転推進派議員にも黙っていられなかった豊洲の問題臭い、揺れる、穴があくなど「全く臭わない」と言う生田さんの鼻は大丈夫でしょうか

今日は豊洲市場開場後初めての都議会経港委。現状の豊洲市場のありようについて、議員からは厳しい批判が相次ぐ。悪臭問題、自民党山崎一輝議員が「私もそう感じた」と取り上げ、都の是正を求め、建物が揺れるという苦情も取り上げた。
@nikkan_toyosu 2018/11/14 22:18

@kuninosaiseiwo - 2018/11/14 22:54

東京都議会で、自民党議員が豊洲市場の悪臭について、

  • 私もそう感じた

と発言したことは、少しはこの問題が前に進み始めることを意味しているのかもしれない。小池知事は自民党に、このように言われることに、シカトし続けることは彼女の脆弱な権力基盤から考えても難しいだろう。なんらかの、立場の表明をしなければならなくなるだろうが、しかし、それはなんだろう?
(それにしても、この生田って人も、いつまで「全く臭わない」って言い続けるんでしょうかね。どうも信者が多いみたいでw 信者もろとも死ぬまでそう言い続けるってことですかね orz)

河野氏は「個人の請求権が消滅したと申し上げるわけではございません」と明言しました。
徴用工個人の請求権 外相「消滅してない」/衆院外務委 穀田議員に答弁

外務省の三上正裕国際法局長は「柳井局長の答弁を否定するつもりはない」、「権利自体は消滅していない」と答弁しました。
徴用工個人の請求権 外相「消滅してない」/衆院外務委 穀田議員に答弁

日本の韓国に好意的な左派系の人たちが、日本政府の徴用工問題で、これらを「矛盾」と主張していた例が多かったように思われるが、ようするに、何が論点なのか、何がここで

  • 問題

になっているのかを、もう一度整理しておくことが重要だと思うわけです。

2007年4月27日、日本の最高裁は、中国人を原告とする戦後補償訴訟において、「個人の請求権は消滅しれいないものの、裁判上訴求する権能を持たない」という結論を下しました。これは、1999年にアメリカで日本企業が訴えられた際に用いられた理論を参考にしたもので、「サンフランシスコ条約枠組み論」と呼ばれています。
この理論によって、「戦後補償に関しれは、サンフランシスコ条約等の各条約によって解決済みである」という結論が確立されたわけです。したがって、日韓の戦後補償であれば、日韓請求権協定によって解決済みということとなります。
しかし、この理屈は従来の日本政府の見解を変更するものであり、法律構成として論理的であるとはいえず、どちらかというと政治的かつ曖昧な決着であったと言えるでしょう。とにかくいずれにせよ。日本では国外の戦争被害者が、日本政府や日本企業に請求を行うことが認められないという結論に至りました、これが今も政府が言う、「日韓請求権協定によって解決済みのはずである」という根拠です。
他方で、盧武鉉政権は2005年に民間共同委員会を開催して見解を示しています。ここでは、「従軍慰安婦、在サハリン韓国人、原爆被害者は請求権協定の範囲外」とする一方で、徴用工に関する請求権は依然としれ請求権協定の範囲内ということになっていました。これは現在も韓国政府の公式見解です。なお、現大統領の文在寅は当時の政権メンバーでした。
日韓請求権協定を巡る解釈についてはさまざまな変遷をたどったとはいえ、この時点において、徴用工の補償に関する日韓両国政府の見解は一致していたといえます。革新派の盧武鉉政権でしたが、それでも現在と比べれば日韓関係はまだ良好でした。
韓国「徴用工勝訴」が日本に与える巨大衝撃

ここから分かるように、盧武鉉政権において、日本政府と韓国政府の請求権協定の見解は

  • 一致

しているわけである。まあ、当たり前だと思わないか? なぜなら「外交」なのだから。違っていたら「困る」だろう。つまり、「これ」で、お互い納得して今までやってきたのだ!

ここで重要なのは、今回認められた反人道的な植民地支配に基づく慰謝料請求は、そもそも日韓請求権協定の対象となっていた未収金や保証金とはまったく別の請求権であるという点です。「そもそも日本の植民地支配はまったく違法なものなのだから、それに基づく補償問題については、日韓両国は一切合意していない」ということを言っているわけです。日本側はそれも含めて完全かつ最終的に解決したと思っているわけですから、「話が違う」となってしまいます。
そして大法院判決の論旨は、2005年の民官共同委員会見解とも合致しておらず、日韓両国政府におけるこれまでの法解釈から大きく逸脱したものとなっていました。
上述の通り、日韓請求権協定に関する日本側の解釈も決して一貫していたとはいけないことは確かです。「サンフランシスコ条約枠組み論」も純粋な法理論というよりも、多分に政治的な妥協の産物としての色合いが強いと言えるでしょう。
しかし、たとえそうであったとしれも、すでに戦後賠償については、サンフランシスコ平和条約を含む一連の条約によって解決済みであるという前提に立って各国の国際関係が成り立っているところに、50年以上も経った今となって、「日本はそもそも違法な植民地支配の賠償を行っていない」として、これまでに積み上げられた政治的合意の土台を根底から覆してしまうことは、あまりに横暴と言わざるを得ないでしょう。講和とは何だったのかという話にもなります。
今回の韓国大法院判決は。日韓関係の基礎となる1965年体制、ひいては現在の国際社会の基礎であるサンフランシスコ体制を根幹から揺るがすものとなりかねません。その意味で、まさにパンドラの箱を開けてしまったと言えるでしょう。
韓国「徴用工勝訴」が日本に与える巨大衝撃

つい最近まで、日本と韓国は「請求権協定」で、

  • 同じ意味

で納得して、やって来たら、韓国の裁判所が、「その解釈は間違っている」と言って、

  • 戦後は終わっていない

と言い始めた。すると、韓国政府は「裁判所を尊重する」と言って、賛意を示したまま、それっきり沈黙を守っている。これが、今までの経緯であろう。
少し、

  • ホラー

っぽい話で恐くならないだろうか? お互い「友だち」だと思っていた。そして、最近まで、心が通じ合っていた。ところが、今日起きたら、急に、相手が全然違うことを言い始めた。
そもそも、この端緒は、文在寅政権が、従軍慰安婦問題での日韓合意していた、日本側の10億円拠出の財団について、その

  • 解散

を、日本側の「合意」もなく、一方的に、ほのめかし続けていることにも象徴的であろう。文政権が財団を不要だと考えるのは彼らの勝手であるが、だからといって、日本と合意して作ってあるそれを、韓国が「一方的」に解散するとなれば、それが何を意味するのか、という話になるであろう。解散するなら、少なくとも日本との話し合いで、「合意」を得てから、と考えるのが筋で、ようするに気に入らないなら、日韓合意を再度、やり直させてくださいと言えばいいだけではないのか?
なぜ上記の韓国の裁判所の判決が、ここまで、世間を騒がせているのかというと、ようするに、韓国という国が、

  • 海外の企業

が、ここを根拠地としてビジネスを行っていく「リスク」を象徴している話だからだ。これは、たんに日本企業だけの問題じゃない。なぜなら、少なからず、多くのグローバル企業は、韓国の企業だけでなく、日本の企業とも、さまざまな「業務提携」をしているわけで、どんな「飛ばっちり」を受けるかもわからない。
そもそも、さ。
よく考えてみてよ。なんで上記の引用で、「サンフランシスコ体制を根幹から揺るがすものになりかねません」と言われているかを。上記の韓国の裁判所の主張で言っていることは、二つ:

  • 日本の韓国に対する「植民地支配」
  • 慰謝料 ... 未払い給料でも、なんでもない!

しかしこれって、WW2まであった、世界中の

  • 植民地

にも同じことが言えるよね。そして、その被植民地国ってどこか?

  • 欧米各国

だよね。もしも、上記の韓国の裁判所の主張が通るんだったら、WW2までにあった世界中の植民地国の住民は、欧米各国に「慰謝料」を請求できる、ってことになるね。いっくらでも、

  • お金をむしれる

ことになるね。人生の大逆転だ(そういえば、徴用工は一人一千万円でしたね。でも、植民地国で程度はともかく人権を抑圧されて、苦労した人なんて、世界中で、いくらでもいるでしょう。えっと。一千万円かける何人になるんでしたっけ?)。どうも、韓国の目指す未来には、すごい「修羅場」が待っているようだ orz。
さて。やっと、掲題の問題に話を移そう。
BTSの問題は彼らであり、彼らの所属事務所が謝罪を発表したわけであるが、ミュージックステーションの出演断りから、今日までの、特に、BTS擁護派による、

  • 炎上

状態はなんだったのかと思うくらいに、収束し、落ち着いたようだ。あれだけ、BTSは悪くないといった主張が繰り返された果てに、本人たちによる

  • 謝罪

という形での、まあ、どんでん返しは、いずれにしろ、もう少し落ち着いて、是是非非でいいんじゃないのか、とは皮肉も言ってみたくなる雰囲気だったわけだが、本人たちはどう思っているのでしょうね。

第3次韓流ブームにおいて最も注目すべきは、K-POPアーティストのメンバーが多国籍化している点である。
たとえばTWICEは日本・台湾・韓国の多国籍グループであり、東方神起やEXOなどを輩出した大手事務所であるSMエンターテイメントは、日本や中国、タイ、カナダ出身のメンバーなどから構成されたNCTというボーイズグループをデビューさせている。BIGBANGを輩出したYGエンターテイメントのガールズグループ、BLACKPINKにもタイ人がいる。
すなわち、現在のK-POPは韓国人が日韓を中心に活動するものではなく、多国籍なメンバーがグローバルに活動をする枠組みとなっているのだ。
この前提において、BTSは「異質」なグループである。
彼らは、EXOやBIGBANG、TWICEを生み出したSM・YG・JYPという3大事務所いずれにも属しておらず、大手事務所以外のグループが国民的な人気を獲得することが難しい韓国において、新興事務所から生まれたグループが短期間で国際的な人気を獲得した極めて珍しいケースなのだ。
加えてBTSは、全員が韓国出身のメンバーであり、デビューから早い段階で日本での活動はおこなっていたものの、特にグローバルな活動を前提としていたわけではないことも注目できる。
こうした前提を理解すると、「なぜBTSは原爆Tシャツとナチス・モチーフの衣装を着たのか?」という1つ目の問題について、特段驚きのない答えが見えてくる。
ビルボード・チャートで上位を獲得して国連でスピーチをする国際的なグループがナチス・モチーフの衣装を着て活動をすれば、国際的な非難を浴びないわけはなく、ひとえに迂闊であったという結論になるのだ。
あくまでも"たられば"の憶測ではあるが、たとえば東方神起から少女時代、EXOに至るまで自社アーティストを長年に渡ってグローバル展開してきたSMエンターテイメントであれば、こうした事件は起こらなかったのではないだろうか。
彼らはアーティストの行動だけでなく、番組内での発言やキャラクターについても細かくディレクションしており、各国の文化についても理解が深い。
これまでSMエンターテイメント所属のアーティストが各国の歴史や文化にまつわる批判・炎上などに直面した経験がないことはなかったが、少なくともナチス・モチーフの衣装を着用するような失敗は避けられたのではないだろうか。
BTSナチス・モチーフの衣装を着たライブは、2017年9月に開催されており、すでに彼らがグローバルな認知を生み出し始めた時期と重なる。その時期にライブの衣装として当該衣装が選ばれることはまさに悪手であり、事務所として浅慮であったと言わざるをえない。
13日に公開された謝罪文も「上記の事案に対する責任はアーティストの所属事務所として細部にわたる支援ができなかった」事務所にあると述べており、人気に拍車がかかるとともに十分なチェック体制を敷けなかったことを示唆している。
すなわち今回の問題は、グローバル化が進む第3次韓流ブームのなかで、ある意味で想定外の成功を収めたBTSだからこそ、生まれてしまった綻びであるといえる。
ネットを分断した「BTSの原爆・ナチ問題」とは一体なんだったのか また噴出した「反日」という不毛な言説 - ライブドアニュース

このように、見ても、BTSのケースは、どこか、ラノベ二度目の人生を異世界で」問題と似ている印象を受ける。このラノベの場合、小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿していた頃は、言うまでもなく

  • 素人

であった。今回の騒動で発掘された、過去の中国や韓国へのヘイトは、そういった「素人」の頃のものであった。ようするに、プロと素人には、おそらくは、少し前までは、ある「分断」があったはずなのだ。
つまり、プロとしてデビューする場合の、そのデビュー作は、言うまでもなく「新作」であった。
ところが、上記のようなWEB小説は、それ自体が「評価」される形でデビューしていくので、この分断がうまく機能していないわけである(このラノベ作家の方も、メジャーデビューを飾っている段階では、それなりの「大手の所属」としての自覚はできていたのであろうが、問題は「それ以前」との「落とし前」に戸惑い続けた、ということになるだろう)。
BTSの場合、そもそもの彼らの活動拠点は、韓国国内であり、日本であったし、そもそも弱小の事務所であった。それに対して、TWICEなどの大手事務所の場合は、最初からグローバル展開を意識したプロモーションをされるし、本人たちも、大手の事務所の所属として、そういった教育が行き届いていた。
ところが、アーミィと呼ばれる、熱狂的なアジア系のファンが中心となって、BTSのグローバル展開を後押ししていくと、彼らはそのタイミングで、それまでの

  • ローカル思考

のままでは、グローバルな常識や規範から、彼らのスタイルが合わなくなるという問題への対応に遅れ続けた、ということは言えるのかもしれない。
そして、このことは逆の側面から言うこともできる。

ただ残念ながら、反日教育を行ってきた韓国には、日本に謝罪をさせない空気がある。それがこの問題を複雑にしている。米ニューヨーク・タイムズ紙は「彼らは(番組出演がキャンセルになったことについて)ファンには謝罪したが、Tシャツについては触れていない」と書いていたが、おそらくBTSにとって、韓国の世論を見れば謝罪という選択はできないのだろう(一応、所属事務所と当事者のメンバーがそれぞれ「不快感を与えた」「心配をかけた」と発言している)。
もっとも、韓国の人たちが思い出すべきは、AKB48の総合プロデューサーである秋元康氏が韓国でコラボレーションを中止にされた1件である。BTSは、秋元氏が作曲を担当する新曲を11月に日本で発売予定だった。しかし9月16日、秋元氏が関わらない別の曲に差し替えると発表された。
理由は、アーミーなどBTSファンたちが、秋元氏が過去に「右翼」で「女性差別的」であったとしてコラボ中止を求めたからだ。すでに述べたように、アーミーなしにはBTSの成功はないことから、BTSの所属事務所はコラボを中止した。そんなアーミーらはBTSメンバーが過去の反日言動で日本の音楽番組に出演できなかったことをどう見ているのだろうか。
「原爆Tシャツ」「ナチス帽」で苦境のBTS 全米1位の裏にある“異常”な実態 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン

確かに、今回の彼らの「謝罪」も、よく読むと、注意深く、直接は

  • 日本

に謝っている、といったような印象を抱かれないように、作られていることが分かるだろう。なぜ、BTSは今に至るまで、原爆Tシャツについて「謝る」ことができなかったのか? それは、ひとえに、

  • 韓国の国内問題

があったと思われる。つまり、あまりに不注意なことを言うと、韓国内の日本への弱腰な態度に不満をもっている勢力による、袋叩きに合いかねないので、とにかく沈黙を貫くしかなかったわけだ。
そこで、今回の「ナチス」問題が、ユダヤ系団体によって、まるで「ついで」のように、原爆Tシャツのことにも触れた内容になっていたことによって、韓国国内のバッシングをすりぬけられた、というのが正直なところなのではないか。
さて。
今回のニュースステーション出演取り止め騒動において、以下の、しばき隊の方なんかが典型的であったと思うが、BTSを「問題」だと指摘するジャンクな記事をすべて

  • デマ

として、ネトウヨによる、徴用工問題の仕返し行動の一環と決めつけて、とにかく無条件で「擁護」していたわけだが、例えば、その中では、以下の問題にも言及されている:

これ、東日本大震災を揶揄する表現だと本気で思ってんの?3月11日(2016年)にリリースされて溺れるシーンがあるというだけで?マジで?ちょっと想像力豊すぎでしょ。ちゃんと見た? BTS "RUN"(日本語版)
https://youtu.be/a16gTN7kOWU https://twitter.com/ExcellencyRozen/status/1060122227629158400 ...
@itokenichiro 2018/11/09 08:04

この問題なんかも、ラノベ二度目の人生を異世界で」において、ネット上では今は削除されている個所で、なぜか

が書かれていたことをいぶかしまれていたケースと、似た印象をどうしても受けざるをえないわけであろう。ラノベの方はともかくとしても、なぜ彼らがナチスのかっこうを使ったのかの「言い訳」をしているということは、どうして同じことを、それ以降も「やっていない」と言えるだろうか?
大事なポイントは、メンバーの彼ら一人一人がどうなのかの前に、それを取り囲む「スタッフ」であったり、彼らを取り囲んでいる

  • さまざまな関係者

の中に、それなりに日本への強い感情をもっている人がいたとして、そういう人が主導して、この水の中を泳ぐ画像を、3・11にぶつけた方が

が大きいと考えて(まあ、そのレトリックは、ナチスのかっこうと同じですよね)、もっと踏み込んで、なんらかの日本の人々への「ショック」を与えてやりたい、と考えてのものだったのかもしれない。
(まあ、今回のアーミィじゃないけど、ここまで狂熱的に擁護してくれる人がいたら、例の福島の防護服人形が撤去されることもなかったのかもしれないし、東浩紀先生の、福島第一麻雀化計画という、不謹慎そのものの「芸術」も、バッシングを浴びずにすんだのかもしれませんけどねw)
さて。私はここまで書いてきて、そもそも、BTSのファンの方たちは、この騒動を、実際のところはどう見ていたのだろう、と素朴に思ったわけである。すると、以下の記事でではあるが、彼らは実に冷静であった...。

しかし実際のところ、一連の騒動についてファンはどう思っているのだろう。キャリコネニュースはBTSファン、通称「アーミー」で音楽業界に携わるA子さん(仮名・20代女性)に話を聞いた。

「Tシャツの件は以前から問題視されていたので、『何で今更?』感が強いですね。原爆Tを着ていたジミンは、普段、Tシャツやシュトーケリングスーツも反対に着てしまうようなポヤポヤした子なのですが、さすがに周りのスタッフやメンバーも気づかなかったのかなとは思います。私の周りのファンも『早く謝罪文出しなよ......』って思っていました」

【BTS騒動】「彼らは反日じゃない。でも何で謝罪しないのって思ってた」 20代女性アーミーが語る、ファンの本心 (1/2)

上記でも私なりに推測を書かせてもらったが、ファンの方であればあるほど、こう思っていたわけでしょう。ずいぶんと、上記のしばき隊の方と違ってますよね orz

それを受け「ミュージックステーション」も出演中止となったが、A子さんは「業界内では、今年9月に発表・取止めとなったBTS秋元康さんとのコラボ曲問題影響しているのではないかという見方も出ています」と話す。

BTS所属事務所の代表が秋元さんのファンで作詞をオファーしたんですが、反日の韓国ファンからの訴えでナシになりました。日本の音楽業界は秋元さんの力が強いし、スポンサーもガチガチ。Mステ出演中止はそれもあるんじゃないかという噂も飛び交っています」

【BTS騒動】「彼らは反日じゃない。でも何で謝罪しないのって思ってた」 20代女性アーミーが語る、ファンの本心 (1/2)

まあ、日本のファンの側から見れば、この事件は大きいように思われるでしょう。

BTSについては、

「バンタンが反日じゃないってことは昔から分かっています。彼らは韓国で流行る前、日本で人気が出ていて日本人ファンが多かった。彼らは10代のときから日本語を覚えて、今ではスラスラ話しています。個人的に日本に旅行しに来ることもあります。彼らも日本に感謝しているはずです」

【BTS騒動】「彼らは反日じゃない。でも何で謝罪しないのって思ってた」 20代女性アーミーが語る、ファンの本心 (1/2)

さらに「他の事務所は弱小事務所に先を越されて悔しくて、韓国内でバンタン潰しが起こっています。先輩も後輩もいない中、人気だけが大きくなって国とか政治とか絡んでバッシングされる。そんな中メンバーで支え合っているんです」と話す。

「今回の騒動は、彼らが受けてきた教育もあるから難しい。日本のファンは彼らの人間性だけを見ています。早く謝罪すればいいのにどうしてしないの?って心配していましたが、昨日の東京ドーム初日公演、ジミンが謝りました」

【BTS騒動】「彼らは反日じゃない。でも何で謝罪しないのって思ってた」 20代女性アーミーが語る、ファンの本心 (1/2)

BTSのメンバーが受けた歴史教育が、ちょうど、反日教育が最も強かった頃だということなのであろう。しかし、本人たちは上記にあるように、日本のファンの方の視点から見ても、日本に好意をもってくれていることは実感している。しかし、そのことと、

  • 周りの大人

がどのように「コントロール」しようとしていうのかは、簡単じゃない、ということなのだろう。韓国には韓国国内のさまざまな力学があるし、日本にももちろんある。そういったことを

  • 感じ

ながらも、それを乗り越えて応援しようとしているファンの方たちが一番、この騒動を冷静に見ているのは当然なのだ...。