こういうことを言うと、トンデモ扱いされるわけで、また、「陰謀論者」扱いされて、無視されて、終わりなわけですけれども、逆に、彼らSFオタクたちが、そもそも「科学」を本当に「信じている」かどうかということは、逆に、疑問なんだよね。
というのは、そういったディストピアSFは、いくらでもあるわけだから。
おそらく、SFオタクたちが言いたいのは、たとえ、人類が科学「によって」滅びることになろうとも、科学の
- 進歩
が止まることはない、という側面なんだよね。もちろん、人類が滅びた時点で、今まで人類が築き上げてきた、「科学の成果」も抹消されるわけですけれど、おそらく、彼らがそうでありながら、「前向き」に生きていられるのには、
- 最後は神様が私たちを救ってくれる
という「信仰」なのだろう。つまり、よくよく聞くと、その人の根底に、「宗教」の「信者」の側面が多くある人のケースが多くて、だから、「楽天的」に生きることを、一種の「義務」のように振る舞う(=この問題を真剣に考えない)といった態度が、深く結びついている、ということなのだろうと思っている。
去年、アメリカで、トランプ大統領が、オピオイド鎮痛薬について
- 非常事態宣言
が出されたことが、なぜ、ここまで日本でニュースにならず、また、日本の知識人がほとんど興味を示さないのは、なかなか興味深い事態なわけであろう。
いわゆる、モルヒネを中心に、医療用麻薬は考えてください。モルヒネが作用する受容体を、オピオイド受容体といいます。その、オピオイド受容体に、作用して痛みを和らげる薬が、オピオイド鎮痛薬ということになります。
VIDEO NEWS » 米のオピオイド危機は対岸の火事なのか
- 非常事態宣言
にまでなっているのか? ようするに、
- 一回でも飲んだら、一生止められない
- 錠剤の接種が一定量を超えると、致死率が急激に上がる(しかし、依存性も禁断症状も強烈だから、量を減らしていくこと自体が苦痛をともなうし、むしろ、耐性もついてきて、必然的に使用量は増える。)
というわけで、ようするに「殺人薬」でありながら、この「事実」がなぜか、表沙汰にならなかったから、というわけでしょう。
はい。これが、果してできるかどうかわからないところです。僕が少ないですけど日本で、やはり、医療用麻薬が止められなくなったり、量が普通じゃないという人の紹介を受けて診察、すべて、痛みの患者さんですけれど、何人か知ってますけれど、止めることまでには、なかなか行ってないですね。
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科学って、なんなんでしょうね。
普通に考えれば、「臨床試験」って、なにやってたんだ、って思いませんか? なんで、この防波堤が破れたのか、って。
後は、もう一つは安全性だけが強調された。痛みがあれば、濫用、依存は起きない。それは、あくまでも、動物実験のレベルであって、人、臨床を対象としたものではなく、昔の癌に罹患して、二週間で亡くなると診断されて、数ヶ月で亡くなっている頃に、モルヒネ使っても依存になりませんでした、っていうようなデータが今だに、使われている、という。そういう誤報もあります。
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科学者って、こういう人たちなんですよ。なんで、動物実験だけで、しかも、何年もの調査をすることなしに、承認されることが「合理的」と考えられたのか?
そもそも、さ。オピオイドって、モルヒネ系全般を言うらしくて、ようするに、
- アヘン
なんだよね。つまり、アヘン戦争のアヘン。日本が明治の開国において、
- 最重要問題
として取り組んだわけだけれど、こうやって
- お金儲け
に使えるとなったら、国民を根絶やしにしてまで、売って売って売りまくるんだね。すごいね、科学って...。