ブチャで何が起きたのか?

どうも、きなくさくなってきたねw
ロシアがキエフから撤退した直後、ウクライナはブチャで何百人もの民間人がロシア軍によって殺害されていた、と公表した。そして、その「映像」が何度も繰り返しテレビで流されている。
しかし、ね。
どうも、きなくさい。でてくるのは、「映像」ばかり。当たり前だが、映像は「証拠」ではない。証拠とは、死因調査のための解剖結果などの、純粋に「検査結果」という

  • データ

が、「状況」と整合性があるのかが問われているし、それ以上でも、それ以下でもない。大事なことは、医学的な「分析結果」をウクライナが国際社会に提示できるのか、死因の解析とセットに「データ」として公開できるのか、に賭かっている。

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多くの人が分かっていないのは、「虐殺」の定義がそうなのだ。ある状況を虐殺と呼ぶには、ある、一定条件を満たすことと切り離せない。そのなかに、解剖結果もあるわけで、なぜなら、

  • アメリカがその「定義」によって、過去のアメリカの蛮行を「虐殺じゃない」と言い逃れてきたから

だ。上記の動画で、今だにアメリカが、ウクライナが「虐殺」だと呼んでいるものを、頑なに、それを虐殺と「呼ばない」理由はそこにある。
早い話が、もし「そこに遺体があった」なら、そこには当たり前だが、「人がいたし、人が住んでいた」のだから、誰かが

  • 気付いていたはず

なのだ。しかし、そういった報告がされたという話が、いっさいない。これだけ、SNSをウクライナの市民が使って、動画を全世界にアップロードしたり、ストリーム配信をやっているのに、なんで、誰も気付いて、それをやんなかったの?
振り返ってみれば、ロシアとの停戦合意が進みそうな状況があったわけだが、今回の件で、ウクライナ側は首脳会談をキャンセルすると言い始めた。なんとしてでも、停戦をやりたくない、という、誰かの意志が今回の騒動を使って、それを実現させた、というふうに普通に考えれば、解釈することになるだろうw
ジャーナリストの烏賀谷さんも言っているが、戦争において、メディア工作は一番お金がかからなくて、停戦交渉を有利に運ぶのに効果がある手段だ(戦争に戦争広告代理店が欠かせなかったのは、イラク戦争の頃から、何も変わっていないわけだ...)。
ウクライナは、「なんとかして、アメリカをWW3に引き込もうと、あらゆる手練手管を使っている」ように思われるわけで、これに対して、アメリカのメディアは

  • 二極化

が始まっている、と上記の動画は分析している。ひたすら、ウクライナプロパガンダをたれ流して、ウクライナの「アメリカをWW3に引き込もう」という戦略に進んで服従しているメディアと、ウクライナが「アメリカを自分たちの思うがままに使おうとしている」ことに、反発を覚えて、彼らそのものを、

  • 冷静

に分析を始めたメディアと...。