新型コロナワクチンの現状

いろいろと考えることはあったのだが、私は新型コロナの3回目のワクチンを接種した。
それは以前にこのブログにも書いたのだが、2回目まではまだしも、3回目以降もmRNAワクチンを使うというのはどうなのか、と思っていたことにある。
分かりやすい話では、これだけ「副反応」が大きい特徴があることが言われていながら、

  • いつまでも使う

というのは違うんじゃないのか、という素朴な理由だった。
もちろん、もっと本質的な問題を指摘する人もいる。どんどん効果が落ちているんじゃないのかとか、逆効果なんじゃないか、とか。
こういった辺りについては、概ね、宮坂昌之先生の最新刊である『新型コロナの不安に答える』を読んだ範囲で、あとは自分で判断するしかないな、という感想だった。
個人的な理由ということでは、仕事への影響もあるのかもしれないが、そちらはあまり考えなかった。どちらかというと、親が高齢で帰省した場合に相手にうつすことをリスクとして考えた、といのはある。
私の基本的な考えは、上の年齢の人は基礎疾患などの自分自身のリスクを考えて、というのもあるが、もしもまんがいち、「長期的な影響」があったとしても、残りの人生の時間を考えたら、ある程度のそういったリスクは受け入れられるんじゃないか、とは思っていて、それと反対に、子どもについては、基本的には

  • 様子見

でいいんじゃないか、と思っている。つまり、子どもに対しては慎重くらいがちょうどいい。
たしか宮坂先生もそういった旨の話をしていたと思うが、家族の中で、大人たちがワクチンをしていれば、その抑止効果によって、それなりに子どもへの感染を防げると考えれば、いったんは、それくらいでいいんじゃないか、と思うわけだ。
もちろん、科学はどんどん進歩をしているわけで、もっと明らかなことが分かってくるのかもしれないが、すでに、ノババックスのワクチンが承認されようとしているわけで、私たち日本人にも、

  • DNAワクチン・mRNAワクチン以外のワクチン

の選択肢が現実のものとなろうとしている。もちろん、その効果の比較も大切だが。
私が素朴に思ったのは、これだけ新型コロナの(PCR検査による)感染者(陽性結果者)の数を日付単位で発表してきておきながら、なぜ、ワクチンの副反応に対しては、それをやらないのか、ということだった。これをやらないから、だいたいの相場感が分からないことが、世の中的な不信感を増幅しているように思われる。これだけ、副反応が大きいことが明らかになっているんだから、なぜそれを「可視化」「見える化」しないのか。
ワクチンは、健康な人、国民のほとんどに注射をすることを目指す行為なわけで、その安全性はきわめて重要なはずなのに、なぜかその情報を「隠蔽」しようとする。しかも、マスコミによく出てくる有名な医者であるほど、製薬会社から多額の寄付を受けている。そういうことをやっているから、製薬会社との利益相反を疑われる、ということにも繋がっていくわけだろう...。