五野井郁夫さんによる山上分析

政治学者の五野井郁夫さんが、山上容疑者のツイッターを分析して、より彼の詳しい実体に迫っている。

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この番組の基本的な姿勢として、彼を「ロスジェネ」世代として、その範囲から見てくるものを照らしている、という感じだろうか。
こうやって見ると、まず、彼が「アベガーの人じゃない」というのが、再度、確認されたというのもそうなのだし、書いている文章が、それなりに「地頭がいい」人の、それなりの知性を感じる人の文章で、まあ、高校までは進学校だったというのも、よく分かる文章ではある。
しかし、そういった側面がありながら、例えば「嫌韓」ということでは、この「ロスジェネ世代」ということでは、とても一般的に見られるような、図式的な側面が見られるということでは、やはり彼も、そういった意味では「ネトウヨ」として、テンプレ的な側面があることは、一般的に見られるミームだ、と言えるのだろう。
そして、上記の動画でも注目しているが、彼がかなりしつこく、映画「ジョーカー」に言及していることだろう。それも、かなり共感的に分析している。
ところで、彼のツイッターアカウントは凍結されているわけだが、彼のツイートは以下で、魚拓されている。

togetter.com

興味のある人は、徹底的に読み込んで、今回の事件と彼の日常の実存との関係を考察してみるといいかもしれない...。