スクールアイドルミュージカル

ラブライブシリーズの一つとして、今、東京の新国立劇場で、「スクールアイドルミュージカル」の公演が行われている(今週が東京で、来年の一月に大阪で一週間ある)。
完全なミュージカルとなっていて、脚本はオリジナルストーリー。私も、まったく事前情報を確認しないで、今日、日曜の昼の公演を見てきたが、とにかく、

  • 声の迫力

に圧倒された。まあ、これがミュージカルだよな、という形で。
確かにストーリーは、この短い公演時間で伝えられるものになっている関係で、比較的に分かりやすい、単純化されたものになっているのだろうが、とにかく、オリジナルストーリーであることは確か。これはこれで、楽しめばいいんじゃないか。
なんというか、「鬼滅の刃」が揶揄されていたように、登場人物がモノローグで自分の内面を「歌う」から、それがメタな情況説明になるわけだよね。つまり、全部、内面を「説明」してくれるから、嫌でも、今何が起きているか分かる。まあ、分かりにくいのに比べたら、こっちの方がずっとまし、というのはあるんだと思う。
あとはどうだろう。二つの高校が描かれるんだけど、その一つが「芸能部」というのがあって、プロを意識している、みたいなものを描いているんだよね。まあ、芸能人が通う高校とかで、今までも有名な高校とかあったと思うけど、ああいうのをラブライブで描くんだ、というのは特徴だろうか。
もう一つは、その二つの高校の、それぞれの理事長の娘が、その二つの高校のアイドルグループのセンターみたいな扱いになっていて、まあ、その親子関係が

  • べた

な、ありがちな、親子の「対立」から「和解」みないなストーリーだと考えてもらえれば、それなりに心構えをもって見に行けるんじゃないですかね。今までのラブライブでは、こういったものはなかったけど、まあ、青春ドラマとしては、よくある形だよね、と。
(なんていうかな。印象としては、2・5次元とかいって、そういったミュージカル的なものがあると思うけど、あんな感じなんじゃないかな。あまり詳しくないので、適当なことしか言えないけど。)
最後に、ドラマパートが終わった後は、アイドルのコンサートなので、ここからは、ブレードをふることができる。見た感じ、色は誰もこだわっていた感じはなかった...。