なぜEV自動車に乗ってはならないか?

ところで、videonews.com において、宮台真司は日本企業が

  • GAFA

でないから、「ゾンビ企業」だとして、すべての日本企業を滅ぼせ、と主張する。宮台にとって、大事なことは、

だと言う。日本は一律で、「先進国並み」に最低賃金を上げなければならない。これに耐えられない日本企業は倒産して撤退させなければならない。宮台は、この番組が三顧の礼でゲストとして何度も来てもらっている、デービット・アトキンソンの口パクによって、日本の中小企業を「倒産」させて、消滅させることを自らの、キリスト教徒としての神から与えられた

  • 使命

として、死ぬまでにやり遂げるんだそうだw しかし、ね。このデービット・アトキンソンって別に、経済学者でもなんでもないんだよね。元外資系企業の社員で、なんで日本に来たのか、なにを「たくらんで」日本に来たのかは知らないけど(おそらく、CIAのスパイなんでしょうw)、今では、政府のご意見番みたいに使われるところまで出世しているw
恐しいね。
宮台にとって、「グローバリズム」であり、新自由主義は全てに優先する「正義」なんだそうだ。つまり、

  • 日本企業が、GAFAのような「ブランド企業」にならない限り、全部「倒産」させなければならない

んだそうだ。なぜなら、そうでないということは「生産性の低い」企業であることを意味するから、だったら、存在してはならない「(国家の国益の邪魔をする)有害」ということになり、宮台は

  • 正義

の名の下に、その企業を「倒産」させる、と息巻く。
しかし、である。
下記の動画を見てもらうと分かりやすいかもしれない。

m.youtube.com

こちらの動画では、コンゴ民主共和国(昔は、ザイールと呼ばれていた国)について解説してくれている。この国は、世界で採掘されている

  • コバルト

の実に、60パーセントがこの国からのものだ、という。
コバルトは、現在最も世界で注目されている、

にとって欠かすことのできないレアアースだ。これだけの量がコンゴ民主共和国から採掘されているんだったら、国民はさぞ豊かだろうと思わないか? しかし、コンゴ民主共和国は世界の最底辺と言ってもいい状態だ。子どもたちは、あまりに家が貧しくて、学校に通わず、このコバルト採取の仕事をさせられている。つまり、

  • 子どもに対する強制労働(=児童労働)

だ。ところで、上記の動画でも紹介されているが、2019年にアメリカにおいて、裁判が行われた。その内容は、このコンゴ民主共和国で子どもに対する強制労働によって採掘したコバルトを使って製品を製造しているとして、

などが訴えられた。言うまでもないが、EV自動車は巨大なリチウムイオン電池を搭載している。つまり、必然的に、コンゴ民主共和国の児童労働によって採掘されたコバルトを含まないわけにはいかない(なにせ、世界の60パーセントですから)。
お分かりだろうか? 宮台の言う「正義」など、この程度のものなのだw ところで、今話題となっている、エプスタインの問題だが、このリストには当り前のように、ビル・ゲイツが載っているw しかし、このビル・ゲイツこそ、宮台が大好きなグローバリストはいないw ビル・ゲイツは、宮台によると、

  • 地球の裏側の飢えて死にそうな人

を助けるために、アメリカに税金を一切払いたくない、という思想の人なんだそうだ。そして、宮台はそんなビル・ゲイツを、あたかも、一定の見識をもった

  • 人徳のある人

として扱っている。ようするに、宮台「も」、

  • 反福祉主義者

であることを意味する。宮台は日本国に、日本のお金持ちは税金を払わなくていい、という考えの人間だw 宮台はお金持ちを

  • エリート

と考え、彼らは「自由」であるべきという観点から、一切の税金を「免除」すべきと考える。彼らには自由を与えるべきだ、と。ただし、

  • 日本国内の貧乏人は例外

だと言う。日本国内の一般ピーポーは、消費税とインボイスで、絞れるだけ税金をしぼりとるべき、と考える。なぜなら、一般ピーポーは

  • 愚民

だから。彼らは、そもそも野に放つと非倫理的な行動しかできないんだから、彼らに自由を与えてはいけない。彼らに自由を与えることは、社会の秩序を破壊する蛮行だとして、一般ビーポーの「奴隷」化に賛成する。
しかし、ね。
ビル・ゲイツアメリカに払うことを拒否した税金分でなにしてたかって、エプスタインの「少女買春」だってさ。なるほど。ブルセラ少女たちをフィールドワークして大学教授の地位を手にした、元ナンパ師を自称する宮台が「礼賛」する「賢人」はやることが違うってわけだ...。