セレッソ大阪戦

J1の前節の新潟とセレッソとの試合は、0-1で新潟が負けた。新潟はこれで、2連敗となり、順位も14位と、降格圏内もすぐそこまで迫っている。
今年のJ1は町田が典型だが、アジア杯での日本vsイランで言うなら、「イラン」タイプのチームが上位を席巻している。対する、「日本」タイプ、つまり、「ポゼショナル」なチームが全体として成績が悪い。それは、そのものの日本vsイランが実際にイランが勝ったんだからと言われそうだが、いずれにしろ、去年とくらべても、「日本」タイプの戦術を行っているチームはどこも、成績が悪くなって、シーズンを通して苦しみそうな予感がある。
「イラン」タイプと言ったが、基本的には

  • ゴール前は4−4−2の4−4で「ブロック」を作って、ペナルティエリア内に侵入させない。
  • 攻撃するときは、4−4−2の2で、二人だけのワンツーで攻めていく。つまり、一対一で、「フィジカル」で上回って、個人技でゴールをとってしまう
  • 相手がスロー攻撃で、敵陣からビルドアップを始める段階では、ハイプレスでボールを奪って、相手の守備が整う前に、速攻でシュートまで行く。

といった形が多い。
新潟はとにかく、「下手」な選手ばかりが残っている印象だ。うまい選手は、どんどん他のチームに引き抜かれてしまった。もはや、誰もほしがらない、「サッカーが下手」な選手のふきだまりとなってしまっている。

  • 守備では、相手の1対1で、まったく止められないw フィジカルで負けて、「必ず」一つの試合で相手に一点以上を献上してしまっているw
  • 攻撃では、とにかく、遅い。なので、ゴール前に迫ったときには必ず、相手にゴール前でブロックを作られている状態となっている。しかも、フォワードがサッカーが下手だから、絶対に1対1で負ける。シュートが下手で、ゴール前で「横チャカ」を死ぬまで繰り返しているw

私が見ている印象として、最悪なのは、新潟はほとんど、プレスをやらない。おそらく、J1の全チームの中で一番やってないんじゃないか。だから、相手の守備が整っていない状態で、プレスで中盤でボールを奪って、そのままシュートという形が、悲劇的なまでに「存在しない」w これで、どうやって勝つつもりなんだろうね...。